シャー満太郎のブログ

シャー満太郎の「好き」を発信する独断と偏見的な押し付け型ブログ

【ひとり学】ひとり心高ぶるスポーツ見つけたよって話

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こんつは! シャー満太郎です。


みなさんスポーツしてますか?


このシャー満太郎、高校の部活以来20年近くからっきしですね。


なので20年近く安定の樽ボディーでして、車からの出入りも息を止めお腹を圧縮しないと出られないありさです(汗)。


これじゃいかん! とげんなせんといかん! と一念発起、何かスポーツをやろうと思ったわけです。


それで長く続けられて趣味になるような、そんなスポーツないかなってインターネットで探してみました。


条件として


①ゲーム性があり大会などもある。
②あまりお金がかからない。
③ひとりでプレイ可能。


それでは順にその理由を見て行きましょう。

 


①ゲーム性がある


この理由は、ズバリ長続きするためですね。


このシャー満太郎、今日まで何回も「このままじゃいかん!」と思い、フィットネスなクラブに通ったんですが、毎回半年も続きませんでしたね。


シャー満太郎が思うに、ゲーム性がないので面白くなかったんですね、シャー満太郎的に。


ジョギングしたりバーベル上げても、いまいち心が高揚しないんですよね。


サッカーでゴール決めたときの「ヨッシャー!」と、いうように心を高ぶりたいのです。


そしてそれが成功体験になる→またその成功を体験したい→練習に励む→長続き、って構想ですね。

 

それに参加するかしないかはさて置き、そのスポーツの大会があれば目標ができるんで、続くと思うんですよね。


なのでゲーム性が必要なんです。

 

 


②あまりお金がかからない


これはシャー満太郎の性格によるものです。


このシャー満太郎、ご存知のとおり熱しやすくて冷めやすい性格なんですね。


一度冷めると、まったく興味を失います。


それも、突然に冷めます。


朝起きたら、冷え冷えって感じです。


そんな、いつ冷めるか分からない性格なので、始めたスポーツに何万円もかけられないですね。


なので、初期投資が少ないスポーツがいいのです。

 

 


③ひとりでプレイ可能


これがシャー満太郎的に一番重要ですね。


ご存じの通り、このシャー満太郎、友達がいないんですね。


それに人見知りであがり症でB型なんで、何かのスポーツチームに入るとか無理!

 

「シャー満太郎と申しっす! よろしくお願いしまっす!」

 

なんて最初のメンバーの前で挨拶することを考えただけでももう、顔真っ赤になって緊張しちゃいまっす!


なので、ひとりで出来るスポーツがいいのです。

 
しかし、そんなスポーツがあるんでしょうか?


だいたい、ひとりで出来てゲーム性があるって、かなり矛盾してると思いますね、自分でも。


相手がいて、勝ち負けがあるからゲーム性があるんですよね。


しかしこのシャー満太郎、希望を棄てず探します。


世界にひとつぐらい、シャー満太郎のように人見知りであがり症でB型で友達がいなくてもできるスポーツはあるはずです! 

 

 


ありました!

いやー、ありました! マウスをグリグリ回し、ポチポチとクリックすること2、3時間、世界にはシャー満太郎のように人見知りであがり(割愛)でもできるスポーツがあったのです!

 
こちらです

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そう日本の伝統的遊具「けん玉」です。

 

世界まで行かずとも日本にありました。


さて、けん玉と言えば子供のオモチャというイメージですが、今や全国で競技大会も行われるほど立派なスポーツなんですね。


しかも日本のみならず、世界的にちょっとしたブームになっていて、国際大会も開かれるほどです。


そしてその大会ではけん玉の技を披露し競うんですが、技がすごいんです!


けん玉と言えば胸のあたりでコンコンと玉を繰り返しお皿に乗せるイメージですね。


しかし、競技大会の技はブンブンと玉を振り回し、玉のみならずプレイヤー本人もぐるぐる回ったりして、もうけん玉を使ったブレイクダンスです。


そして、技が決まるとワー! っと、客席から歓声が上がり、プレイヤー本人も喜びの雄叫びを上げたりします。


そう、これなんです! シャー満太郎が求めていたものは!

 

自分の技を磨き、その技が成功するかしないかを競い合い、ひとりでも出来るスポーツなんです。

 

「①ゲーム性がある」と「③ひとりでプレイ可能」の条件はみごとクリアーですね。


そしてそのけん玉の競技大会、海外がとても熱いのです。


プレイヤーが次々と技を披露するたびに、アナウンサーが「決まった~! ウルトラハリケーンコークスクリュードライバァァァ~!」みたいなことを叫んで、観客も両手を上げ雄叫びをあげます。


これなんです! シャー満太郎が求めていたスポーツは!


もう興奮して震えるマウスで即買ですよ、アマゾンでけん玉を。


買ったのはけん玉は山形工房さんの「大空」です。


日本けん玉協会認定の競技用けん玉になりますね。

 

競技用のけん玉があるのも驚きです。

 

価格は1400円ちょっとで、コストパフォーマンスばっちり。

 

「②あまりお金がかからない」の条件もクリアーですね。


先ほどの写真が競技用のけん玉になります。


まぶしいほどの赤い玉が、シャー満太郎の燃える魂を揺さぶります。
 
なに言ってるのか自分でもよくわかりませんが、まだ練習して数日しか経っていません。

 

しかし、大きい皿と小さい皿を繰り返し乗せる「もしかめ」という技ができるようになりました。


出来なかった技が決まると、とても嬉しいですね!

 

よっしゃー! と心が高ぶります。

 

ウルトラハリケーンコークスクリュードライバー(そんな技があるかは不明ですが)にはほど遠いですが、技が成功したのがとても嬉しくて練習を頑張っちゃうんですね。


それにとても運動になります。


けん玉って腕でやるスポーツかと思っていたんですが、ヒザの上下運動で玉を跳ね上げ、お皿に乗せるんです。


なので、浅めの屈伸運動をずっとしている感じで、30分も練習すると汗ビッショリになります。

 

それと室内でできるので天候に関係がなく、また一畳ぐらいのスペースがあればでき、自分の部屋はもちろん、職場でも旅先でも手軽にプレイが可能です。

 

もう、これ以上ないほどのシャー満太郎とのマッチング性で、大満足でございます。

 

まとめ

 

先日、遊びに来た姪っ子にけん玉の技「もしかめ」を披露しました。

 

そしたら姪っ子から「すごーい」なんて拍手をもらったんですね。

 

このシャー満太郎、今まで何の取柄もない人生でしたが、やっと人様に自慢できる特技が出来たという気持ちになれました。


全国の人見知りであがり症でB型で友達がいなくて何の取り柄もない、しかしそれでも、それでも、おいらは心高ぶるスポーツがしたいんだ! と希望を持ち続けているご貴兄、ぜひシャー満太郎と一緒にけん玉人生を歩んではいかがでしょうか。

 

その先には、輝かしい未来が待っているはずです! レッツけん玉ライフ!


まあしかし、こんなに熱く語ってるシャー満太郎ですが、明日の朝になったらケロッとけん玉熱が冷え冷えになっていて、コメント欄に「シャー満太郎さん、僕もけん玉始めます!」なんて書いていただいても「がんばつてください」なんて、冷え冷えの返信になっているかもしれませんが、そのときは大目にみてくださいね。てへぺろ。


それじゃ今回はこれにて、おしまい。

 

 

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【ひとり学】ひとり飲み道を伝授するよって話


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こんつは! シャー満太郎です。
 
みなさん、お酒飲んでますか~!
 
さて、このシャー満太郎もお酒が大好きす。
 
仕事終わりの一杯、最高ですね!
 
家の最寄り駅に着き、今日はどこのお店に入ろうか、ひとりお店を物色する。
 
最高のひとときです!
 
しかし、いざ飲もうと決めても、お店にひとりで入るって結構勇気が要るんですよね。
 
そこで、ひとり飲み歴20年、信頼と実績のシャー満太郎が、ひとり飲みのメソッド「ひとり飲み道」を伝授いたします。
 
なぜシャー満太郎が、そんなにひとり飲み歴が長いのか。
 
それは友達がいないからですね! 
 
ガッテン! ガッテン!
 
それではお店のリサーチから、居酒屋での過ごし方まで、順を追って説明します。
 
また旅先でも、このメソッドが使えますので、ぜひ参考にして下さい。
 
 
 

ミッション1「リサーチ」

 

馴染みのお店のならいいですが、初めてのお店に入るときが一番勇気が必要ですね。
 
お店の中はどんな雰囲気か、とても気になります。
 
ガラス張りなら外から伺えますが、そういうお店ってなかなか無いですね。
 
そこで、最寄り駅につく前にリサーチです。
 
スマホで気になるお店を見つけてましょう。
 
見つけたらメニューを見る前に、お店の内観の写真をリサーチです。
 
その内観の写真で、カウンターがあるかチェックしましょう。
 
カウンターがあるお店が、ひとり飲みしやすいお店になります。
 
テーブル席のみだと、周りのお客さんのグループ飲み率が高くなり、周りでワイワイガヤガヤ盛り上がる中、ひとりポツンと酒を飲む、なんてことになりますからね。
 
カウンターだと、周りのお客さんのひとり飲み率が高くなるので、静かにひとりで飲めますね。
 
なので内観の写真で、カウンターのあるお店を選びましょう。
 
または、ひとり飲み率の高いお店を選んじゃうのもひとつの手です。
 
ひとり飲み率の高いお店はズバリ「立ち飲み屋」と「中華料理屋」ですね。
 
立ち飲み屋はもう「ひとり飲み専用の店」と言っても過言ではごさいません。
 
正直、グループ飲み客はアウェイですね。
 
それにグループ飲みの人たちは、座ってゆっくりお話しながら飲みたいですから、立ち飲み屋にはなかなかいません。
 
なので、グループ飲みのお客さんはぼぼ居なく、ひとり飲みのお客さんが多いです。
 
次に中華料理屋さんですが、中華料理屋さんはお食事するのがメインですから、ひとりで入っても気になりませんね。
 
周りで酒飲んでワイワイやってるお客さんもあまりいませんから、静かに飲めます。
 
お食事メインのお店ってならお蕎麦屋さんでもいいですが、中華料理系のお店はおつまみになる料理が多いですから、オススメですね。
 
ギョウザにビール、最高ですね!
 
それに中華料理屋さんは数が多いですから、どの駅にも一軒はありますね。
 
最後におまけですが、チェーン店系の焼肉屋さん「安安」もオススメです。
 
なぜ安安がいいかというと、席と席の間に大きな仕切りがあるからですね。
 
仕切りのおかげでひとりの空間になり、周り気を気せず飲めます。
 
焼肉版「一蘭」と言ったところでしょうか。
 
 
 

ミッション2「入店」

 
お店が決まったら、いよいよ入店します。
 
しっかりとリサーチしても、この瞬間は緊張しますね。
 
ドアに手を掛けるとき、ドキドキです。
 
さて、緊張しつつお店のドアを開け入り口に立つと、必ず店員さんに「何人さまですか?」と聞かれます。
 
そのとき「あの、その、えっと」なんてモジモジしていると、さらに緊張して店を飛び出したくなります。
 
なので、シャー満太郎はドアを開ける前から、胸の前に指一本を立て「おひとり様ポーズ」をしておきます。
 
そしてその格好のまま入店し、店員さんと目が合った瞬間、くちパクで「ひとり」と言います。
 
あくまで声は出しません、くちパクです。
 
緊張すると、声ってなかなか出ないんですよね。
 
だけど、くちパクならできるんです。
 
この所作で、とてもスムーズに入店できます。
 
皆さんも、部屋のドアを開け閉め、この所作を練習しましょう。
 
 
 

ミッション3「酒の注文」

 
席に着くと、店員さんがおしぼりを持って来ます。
 
そして飲み物を何にするか聞きます。
 
そこでメニューを出して、「何にしようかな~、今日は最初からカルアミルクにしちゃおうかな」なんて、ひとり飲み道は迷ってはいけません。
 
店員さんがおしぼりを置くか置かないかの速さで「生ビール、中ジョッキで」と、お酒を注文します。
 
入店時もそうですが、いかにスムーズに行うとが重要です。
 
まごまごしてきると、イライラしてきているじゃないかと店員さんの目が気になって、またしても緊張でお店を飛び出したくなりますからね。
 
スムーズに注文すれば、緊張せずにすみます。
 
それにグループ飲みと違い、ひとり飲みは仕事が終わった時点で「あービール飲みてぇ」と、飲みたいお酒がもう決まってるはずですから、即座に注文できますね。
 
シャー満太郎ぐらいのベテランになると、席を案内されイスに座る瞬間に「生ビール、中ジョッキで」と高速注文しちゃいます。
 
もう条件反射的ですね、脳で思考しません。
 
皆さんもぜひ、公園のベンチで座ったり立ったりしながら繰り返し練習してみて下さいね。
 
 
 

ミッション4「料理注文」

 
飲み物を待つ間に、料理の算段です。
 
ここで注意したいのが、注文はできれば1品、多くても2品までに留めておきましょう。
 
なぜかというと、ひとり飲みは気がねなく注文できる反面、注文しすぎると食べきれなくなるからですね。
 
ひとり飲み道は「孤独道」、全責任を自分が負わなくてはならないのです。
 
シャー満太郎も以前、何品も注文しすぎてフードファイト状態になったことがあります。
 
腹がはち切れ状態で「厚切りハムカツで~す」と、店員さんの声を聞いたときの絶望感。
 
こんな気持ちで食べること自体、せっかく料理を作ってくれた店員さんに失礼ですからね。
 
 
 

ミッション5「熟読」

 
カウンターにおかれた生ビール。
 
ジョッキからは水滴がしたたり、フワフワしたクリームのような泡の下には、ビールがなまめかしく輝いてます。
 
その光景をめでながら、ゆっくりとジョッキを口に運びます。
 
冷たいビールが発泡してシュワシュワと喉を刺激し、ホップのビターな香りが鼻腔を爽やかに通り過ぎます。
 
このシャー満太郎、この一瞬のために生きている言っても過言ではごさいません!
 
今までの辛かったことや嫌なことが、全てリセットされる思いです。
 
その幸せを噛み締めていると、最初の料理が来ました。
 
シャー満太郎はこのとき、もう一杯ビールを注文します。
 
まだ最初のビールは飲み干してませんが、今のビールを飲み干すころに、次のビールが来る計算になります。
 
さて、お酒と料理が揃ったところで、やっとひと息きつきます。
 
お店のリサーチから入店、お酒と料理の注文と忙しかったですが、ここからはゆっくり過ごします。
 
二杯目のビールをゴクリと飲みつつ、スマホを取り出し・・・なんてことはしません。
 
せっかくお店でひとり飲みを謳歌しているのですから、いつもとは違うことをしましょう。
 
それはお店との対話、メニューを見ることです。
 
見るというより熟読です。
 
お店のコンセプトやこだわりを書いたページから、お刺身、焼き物、揚げ物、ご飯ものからお酒のページまで熟読します。
 
熟読することで、そのお店の「カラー」を知ることができるんですね。
 
グループ飲みでは素早く注文することに気を取られ、チラッとしか見ないメニューも、ひとり飲みだとじっくり熟読できまね。
 
「このお店は沖縄料理が結構あるな、店長さんが沖縄の人かな」
 
「おお、つくねだけでも6種類もある! このお店のイチオシはつくねだな」
 
「このお店は玉子焼きにウインナー、ポテサラにナポリタンもあって、家庭的な料理が充実してるんだねえ」
 
などなど、心のなかで会話しつつ、ビールをチビチビ飲みます。
 
まあ、メニューを読んでるだけで、30分は経ちますね。
 
さて、メニューを熟読ついでに、今後の料理の献立を考えます。
 
「やっぱり刺身盛り合わせから行くか、そして唐揚げ・・・いやいや落ち着け、それでは2品でお腹がいっぱいだ、刺身盛り合わせじゃなくて、マグロの刺身単品で行こう」
 
とか心の中で考えます。
 
いや、ちょっとほろ酔いなので、ブツブツ声に出しているかもしれませんね。
 
周りから見たらちょっと怖いですが構いません、酔っぱらってますから。
 
 
 

ミッション6「思い出に浸る」

 
次の料理も注文し、ビールも3杯目に差し掛かるころでしょうか。
 
さて、ここでやっとスマホに手を伸ばします。
 
それではさっそく昼休みの続きを・・・なんてゲームをしてはいけません。
 
それでは「ひとり飲み」と言えません。
 
「ひとり飲み道」ではゲーム = 友達と定義しています。
 
例えば、出会い系のゲームをすれば「ゲーム内の女の子と飲んでいる」ということになります。
 
話しかけて来ますからね。
 
映画やドラマ、テレビなどのエンターテイメントも見てはいけません。
 
役者が話しかけて来ますから。
 
ひとり飲み道は「孤独道」、孤独から逃げてはいけません。
 
それでは何をするか。
 
自分の人生を振り返るのです。
 
そう、スマホに入っている写真を見るんですね。
 
1年から2年前ぐらいにさかのぼり、スマホに入っている写真を見ます。
 
「ああ、こんなことあったなあ~、2年前の今日はプロレスを見に行ってたのか、楽しかったなあ~」
 
なんて思いでにひとりニコニコしながら眺めます。
 
周りから見たらちょっと怖いですが構いません、酔っぱらってますから。
 
旅行中などは、今回の旅で撮った写真を見るのもいいですね。
 
「お、この武田信玄像との自撮り、上手く撮れてるねえ~」
 
なんてブツブツ言いながら、酒を飲みましょう。
 
 
 

ミッション7「働きっぷりを見る」

 
さて、酔いもまわりスマホの写真も見飽きました。
 
もう、自撮り画像ばかりでウンザリです。
 
さて、お腹は満足してきましたが、あと一杯飲みたいところですね。
 
そんときチビチビと飲める、ロック系を注文します。
 
焼酎のロックとか、日本酒とかでもいいですね。
 
冬の寒いときに呑む熱燗は、まさに五臓六腑に染み渡るおいしさですよね。
 
そんなお酒をチビチビやりなが、なにをするかというと、店員さんの働きっぷりを眺めるんですね。
 
注文を厨房に元気よく伝える店員さんや、カウンター越しに焼き鳥を真剣な眼差しで焼く店員さん、そしてステップを踏むように軽快にレジに向かう店員さんなどなど。
 
そんなシステマチックで軽やかな仕事っぷりを、チラチラと横目で見るんですね。
 
このシャー満太郎、居酒屋などの飲み屋ってショーの要素もあると思うんですよ。
 
それに店員さんも、お客さんに見られていることを意識して働いていると思うんですね。
 
要はお祭りの屋台と同じです。
 
屋台も軽やかに調理するパフォーマンスで、お客さんを呼び込みますからね。
 
シャー満太郎も横目でチラリと見ては、その働きっぷりに感心し、うんうんなんて頭を縦に振って黒霧島ロックをチビリチビリ飲んでいます。
 
 
 

ミッション8「締め」

 
さて、お腹もいっぱいになり、酔いも回ってきたのでそろそろ帰ります。
 
しかし、その前に「締め」の一品を食べたいところですね。
 
締めと言えばラーメンや、おにぎりなどの炭水化物系ですよね。
 
お腹いっぱいですが「締め」は別腹です。
 
しかしお酒を飲むと、炭水化物が食べたくなるのはなぜでしょう?
 
さんざん飲み食いしたのに。
 
それは人がお酒を飲むと、アルコールを分解するために、肝臓が一生懸命働くからですね。
 
この肝臓のエネルギーが、炭水化物なんです。
 
なので、お酒を飲んだ後は炭水化物をたっぷり取らなくてはなりません。
 
太る太らないは二の次です、肝臓が必要としているのですから。
 
と、言い訳をしつつ「締め」を注文します。
 
ちなみにシャー満太郎の「締め」の定番はチャーハンです。
 
ラードをたっぷりと吸収したチャーハン、最高です!
 
 
 

ラストミッション「挨拶」

 
さて、締めも食べ終え、いよいよ終盤です。
 
店員さんに手を挙げ目が合った瞬間、胸の前に指でバツ印、そして「おかいけい」と口パクで伝えます。
 
このさりげない所作で、会計がスムーズにできますね。
 
そしてレジで会計を済ませ、店から出る前に厨房まで聞こえるような声で 「ごちそうさまでーす!」と元気よく発します。
 
そうするとフロア係りの店員さんのみならず、厨房の店員さんからも「ありがとやしたー!」と元気な声で答えてくれます。
 
でもお客さんがいっぱい居る前で、大きな声なんて出せないよ、って思う方もいると思います。
 
このシャー満太郎も普段は人見知りで、人前で大きな声なんて出せません。
 
しかし、お酒が入って心が大きくなっていますから大丈夫です、大きな声が出せるんですね。
 
店員さんの元気に挨拶を聞いて、お店からポンッと出れば、爽快な気分になって身も心も大満足です。
 
明日からまた、元気に仕事を頑張れますね。
 
 
 

まとめ

 
シャー満太郎流「ひとり飲み道」、いかがだったでしょうか。
 
このシャー満太郎、 結婚してからはなかなかひとりで飲みに行けませんが、 独身時代はしょっちゅうひとりで飲みに行ってました。
 
休みの日などは、午前中にサウナで汗を流し、お昼から中華料理屋や居酒屋をはしごして飲み歩く、なんてこともやってました。
 
皆さんもぜひ、自分流のスタイルを見つけ「ひとり飲みライフ」を楽しんでください!
 
それでは、おしまい。
 
 
 
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タイの結婚式はこんなんだよって話 後編

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こんつは! シャー満太郎です。
 
実はこのシャー満太郎、数年前にタイ出身の女性と結婚いたしました。
 
今回はそのタイでの結婚式の話、後編です。
 
前編はこちら↓

www.shermantaro.com

 

それではつづきをどうぞ。
 
 
 

式場到着

 
前回、強制パレードの主と化したシャー満太郎。
 
相変わらず、拡声器からジャンジカとエレキギターの爆音が流れ、リズムに合わせノリノリの踊り集団。
 
その集団に埋もれるようにシャー満太郎が歩いて行きます。
 
まあ皆さんもお察しの通り、嫁っ子の実家に向かってますね。
 
たぶんですが要するに、新郎が新婦を迎えに来た、というパレードだったんですね。 
 
ジャンジカジャンジカ爆音鳴らしながらバースデイケーキみたいなものを持って「迎えに来たぞ~嫁っ子迎えにきたぞ~」って感じで歩いてきたわけです。
 
そんで、親族の人たちが「よく来たな~よく来たな~」って歓迎の踊りをしていたんじゃないかと思いますね、たぶん。
 
そして、ついに長かったパレードも終わりを告げ、嫁っ子の実家が見えてきました。
 
実家には嫁っ子とその家族、そして結婚を祝いにきた沢山の人たちが待ってます。
 
いやー、実家に着いたときは自分の実家じゃないですが、ホッとしましたね。
 
何というか、ひと仕事終えたと言うか。
 
さて、ホッとしてヘロヘロのシャー満太郎は、靴と靴下を脱がされ嫁っ子の妹さんに足を洗ってもらいます。
 
タイでは足を洗うという行為は、敬意と感謝を示す行為なんですね。
 
洗ってあげている人に対し「ありがとう」という気持ちを示すことなんです。
 
なので、この時の場合は「歓迎いたします」という意味ですね。
 
こちらが足を洗ったときの写真です↓

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ヘロヘロで不安定なので、両脇を支えられ足を洗ってもらいってます。
 
足を洗うと、奥から嫁っ子が出てきました。
 
晴れ晴れとした清々しい顔です。
 
今日の結婚式は嫁っ子が主役ですからね、写真もアイドル並みに撮られ幸せそうでした。
 
 
 

結婚式本番

 
さて、いよいよタイ式の結婚式が始まりました。
 
ジュウタンがひかれた華やかな場所に、嫁っ子と親族とともに座ります。
 
その式場の中央には、葉っぱで出来たタワーと、シャー満太郎と叔父さんが持ってきたバースデイケーキ的なものも置いてあります。

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華やかに飾られた式場
 
その式場を囲むようにして、お祝いの人たちが席に座り、結婚式を見守ります。
 
葉っぱで器用にタワーを作ってんなぁと感心していると、祈祷師による祈りが始まりました。
 
このシャー満太郎、タイは仏教の国なので、てっきりお坊さんが儀式をするのかと思ってましたが、結婚式の祈祷をする専門の方がいらしゃるんですね。
 
その祈祷師さんが「この二人の~結婚を~認めたまえ~」みたいな祈りをこのタワーに向かって捧げます。
 
その間、新郎新婦や親族も手を合わせ祈ります。
 
そのときチラッとタワーを見て驚いたんですが、なんと葉っぱの隙間からご飯が見えるじゃなんですか!
 
なんと、このタワーはご飯で出来た「ご飯タワー」だったのです!
 
このタワーは実はウエディングケーキ的存在で、あとでケーキカットならぬご飯カットして、みんなでおいしく食べんじゃないの! って思っていたんですが、最後まで食べませんでしたね。
 
タイでは結婚式に限らず、お祝いの席ではこのご飯タワーをお供えし、良い人生が送れるよう祈るんですね。
 
日本で神主さんが結婚や家を建てるときに、おはらいするのに似ています。
 
ちなみにタワーの葉っぱは、バナナの葉だそうです。
 
祈りの間には、嫁っ子のお父さんとお母さんにパレードで持ってきたバースデイケーキ的なものを渡したり、指輪を交換したり、ほっぺにチューしたり、ツリーの先端に付けられたお線香に火を点けたりと忙しく儀式を執り行いました。
 
その儀式の中、シャー満太郎の後ろには世話係的なおばさんがいて、手取り足取りシャー満太郎に何するかを伝えてくれます。
 
この世話係のおばちゃんに「これ持って祈る」「ほっぺにチューして」とかジェスチャーで教えてくれます。
 
日本の神社や教会での結婚式は、厳格で「おごそか」に行うようなイメージですが、タイの結婚式は周りの人たちもペチャクチャおしゃべりをしながら、ラフな雰囲気で行います。
 
なので汗びっしょりのシャー満太郎の額を、嫁っ子がハンカチで汗を拭えば「オー、ペチャクチャ!」と外野のおじさんがからかって「ワハハハ」と笑いが起こり、世話係のおばちゃんのジャスチャーが伝わらずシャー満太郎がオロオロしていると外野から「ペチャクチャ!」と突っ込みが入り「ワハハハ」と笑いが起こります。
 
このシャー満太郎、人から笑われるのが大好きなコメディアン体質なので、笑われて結構ご機嫌でした。
 
中でも横にいるおばちゃんが、丸めたご飯にゴシゴシとお札こすり、シャー満太郎の背後からこのご飯を口に放り込んだときは、みんな大爆笑でした。
 
それはあまりに急な出来事だったので、シャー満太郎が「鳩が豆鉄砲的」な顔をして、ビックリ仰天したのが会場の人たちのツボに入ったようです。
 
笑いに包まれた会場を見て、コメディアン体質のシャー満太郎は大満足です。
 
さて、このタイ式の結婚式では、重要なツールがあります。
 
それは「ヒモ」です。
 
まず、1本のヒモの左右を、新郎と新婦の頭に巻かれます。
 
ヒモで新郎の頭と新婦の頭が、つながるような状態ですね。

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ヒモで結ばれた新郎新婦

 

これでふたりは「結ばれた」ということになるんですね。

 
そして今度はタワーに1本ヒモが巻かれ、祈祷師、新郎、新婦が手に持ち祈ります。
 
ヒモをを通し、ご飯タワーに幸せを祈るんですね。
 
そして式の終盤には、祈祷師さんが「お幸せに」というよなことを新郎と新婦に伝え、ふたりの腕にヒモを巻きます。
 
そのあと親族や祝いに来てくれた人たちが挨拶に来て、ひとりひとりヒモを一本ずつ新郎と新婦の腕に巻いていくんですね。
 
このヒモは「おめでとう」の意味を込めたヒモです。
  

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「おめでとう」のヒモを結んだ腕
モリモリに巻かれたヒモ1本1本に、祝福の気持ちが込められていると思うと、胸が熱くなりますね。
 
このヒモは後日腕から外し、新郎新婦の枕の中に入れます。
 
枕のヒモには「いつまでも結ばれ続けますように」との願いが込められています。
 
さて、式の最後は96歳にもなるご長寿の嫁っ子のおばあちゃんに、ヒモを結ばれ終わりました。
 
嫁っ子から「ご苦労様、ありがとう」と言われ、感無量のシャー満太郎でしたが、次の瞬間
 
「じゃあ行くわよ!」
 
と手を引かれ、今度は嫁っ子とともに、お父さんご自慢のピックアップトラックへ。
 
車に揺られること約5分、またしても真っ直ぐ伸びるあの国道で降ります。
 
また、また、あのパレードか! と不安に思っていると
 
「はーい、そこにお二人さ~ん、そこに立って~」
 
みたいなことを言っている、カメラマンさんが。
 
そのカメラマンさんに
 
「はい、旦那さん腰をもっとグイっと花嫁さんに近づけて! もっとグイっと!」
 
なんてポーズを注文され、バシバシ写真を撮られます。
 
道の真ん中で撮ったり、畑の中に入って撮ったり、とにかくバシバシ撮られます。
 
こんな写真や↓

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こんな写真や↓

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こんな写真ですね↓

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って、アイドル気分かーい!
 
はい、結局ふたりしてアイドル気分になったところで、おしまい。
 
 
 
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タイの結婚式はこんなんだよって話 前編

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こんつは! シャー満太郎です。
 
唐突ですが、このシャー満太郎、数年前にタイ出身の女性と結婚いたしました。
 
結婚に至るまでの経緯は後日お話するとして、結婚式は日本ではなくタイでタイ式の結婚式で執り行いました。
 
今回はそのタイ式の結婚式がどのようなものだったかを、みなさんにお伝えいたします。
 
 
 

結婚式前日

 
結婚式は嫁っ子の実家で行うことになりました。
 
式の準備は、嫁っこのお母さんと嫁っ子にお任せしています。
 
タイで結婚式をする話しが急だったため、日本からの参加者は、新郎のシャー満太郎のみです。
 
嫁っ子は結婚が決まり、日本で7年勤めた仕事を辞め、結婚式の数ヶ月前にタイの実家に帰ってました。
 
なのでシャー満太郎のみ、日本からタイへ向け出発します。
 
結婚式は出発の次の日に、執り行うことになってます。
 
さて、嫁っ子のふるさとは、タイの東北地方「シーサケート」という町で、カンボジアと接する国境の町になります。

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嫁っ子の実家は代々、シーサケートで農業を営んでいます。
 
シーサケートには東京からだと、9~10時間ぐらいかかります。
 
まずは羽田から約5時間のフライトを経て、タイの首都バンコクへ。
 
そして国内線の飛行機に乗り換えて約1時間、東北地方の玄関口であるウボンラジャタニーに到着します。
 
さらにウボンラジャタニーから車に揺られること2時間、嫁っ子のふるさとシーサケートに到着です。
 
シャー満太郎は羽田からお昼ぐらいの便に乗り、シサーケートに着いたのは夜の9時ぐらいでした。
 
あたりはすっかり暗くなっていましたが、お父さん、お母さんを始め、嫁っ子のご兄弟、そして親戚の方々がシャー満太郎を待っていてくれました。
 
嫁っ子の家はタイ伝統の高床式家屋で、吹き抜けの1階が台所、2階が20畳ぐらいの広さがあってリビング兼寝室になります。

 

家の前は広い庭があり、いくつものテーブルや小上がり(タイ独特の家具で、畳敷きのベッド風長イス)が置かれていました。
 
その広い庭が、明日の式場になります。

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飾りつけされた式場
女性陣は吹き抜けの1階で、せっせと明日の結婚式に出す料理を作ってましたが、男性陣は庭のテーブルで酒をガブガブ飲み、かなり出来上がっていました(笑)。
 
話しによると、朝から飲んでたみたいですね(笑)。
 
タイの女性はとても働き者です。
 
うちの嫁っ子も日本でとてもよく働いて、妹さんの大学の学費を出し、お父さんにピックアップトラックまで買ってあげてました。
 
タイの女性は働き者の上に、家族思いなんですね。
 
ちなみにタイの男性は・・・家族思いでお酒が大好きです!
 
さてシャー満太郎は、日本からはのフライトで疲れていたため、夕飯をご馳走になったあと、早めに就寝させていただきました。
 
お借りした部屋は、実家に隣接した叔父さんの家で、新しく立て替えたばかりの新築です。
 
「暑さに慣れていない日本人は大変だろうから」という気遣いで、エアコンのある叔父さんの家に泊まることになりました。
 
その優しい気遣いに感謝しつつ、眠りにつきました。
 
 

結婚式当日

 
朝はまだ暗いうちに、雨の音で起きました。
 
ポタポタという雨ではありません、ザバーという台風のような大雨です。
 
「ああ、せっかくの結婚式なのに大雨か」
 
と、ガッカリしたのですが、朝日が差す頃にはカラッと青空が広がってました。
 
あとで知ったのですが、タイのこの地方では、夜中に雨が降っても日中はカラッと晴れてしまうそうです。
 
シャー満太郎が滞在した3日間もやはり、夜中に雨が降り、日中はカラッと晴れていました。
 
嫁っ子のお母さんは結婚式のあと、日本に一度来たことがあるのでですが、一日中降り続く雨にビックリしていました。
 
さて、いよいよ結婚式です。
 
朝起きて、豚肉の煮込みブッカケ飯をササっと食べ、結婚式の準備にとりかかります。
 
外では飾り付けや料理の準備で、親族の方々が大忙しです。
 
しかし、シャー満太郎はスーツに着替えたあとはやること無しです。
 
準備を手伝おうにも、言葉は分からないし、結婚式の要領もよくわからないので、嫁っ子のお父さんやお母さん、妹さんと目が合うたびにニコッと笑い、ご家族もニコッと返す、なんてことを繰り返してました。
 
するとドレスに着飾った嫁っ子の姿が現れたので、ドラマのように着飾った嫁っ子を見て、そのキレイさにワナワナしようと思ったのもつかの間、嫁っ子から
 
「早くパパの車に乗って」
 
と言われ、わけもわからず嫁っ子が買ってあげた、お父さんご自慢のピックアップトラックに乗りました。
 
「ああそうか、やっぱ日本でいう神社みたいなところに行って祈りを捧げるのだな」
 
なんて勝手に納得していると、車は国道の真っ直ぐな道に出て、5分も走らないうちに道のど真ん中に停車しました。
 
車から降りると、お父さんご自慢のピックアップトラックはギュルギュルとUターンして実家の方向へ。
 
あたりは見渡す限りの水田です。
 
そこには20人ほどのおじさん、おばさん集団が居て、なぜか拡声器がたくさん付いたリヤカーとエレキギターおよびパーカッション軍団が・・・。

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拡声器付きリアカー
 
「何が始まる!?」
 
と、オロオロしていると、その拡声器から
 
「ジャンジカジャンジャンジャ~ン!  ジャンジャカジャンジャンジャ~ン! ジャンジャン! ジャンジカジャンジャンジャ~ン!」
 
とエレキギターのカン高い爆音が!
 
そして待ってましたと、踊り出すおじさん、おばさん集団。
 
おお! っと身構えていると、お泊まりしている家の叔父さんがバースデイケーキのようなものを差し出し「持て」というような手振りを。
 
そしてその爆音を聞きつつバースデイケーキ的なものを持って、しばらく嫁っ子を待ってました。
 
これはパレード的な何か・・・一種のパレード的な・・・と思っていたのもつかの間、今度は嫁っ子の実家方面に「歩け」というような手振りをする叔父さん。
 
ええ! まだ嫁っ子が来ていませんが! 俺ひとりですか?!
 
と心の中で叫びつつ、わけもわからず左にいる叔父さんに習いバースデイケーキ的なものを前に掲げ、ジャンジャカ拡声器の爆音を背に、嫁っ子の実家の方にペタンペタンと歩き出しました。
 
踊り集団のおじさん、おばさんたちも追随して歩き出します。
 
そして今までどこにいたのか分かりませんが、キレイな服に身を包んだ子供たちが、シャー満太郎の前を歩き出しました。
 
まとめますと、最前列にキレイな服の子供たち、その後ろの2列目にバースデイケーキ的なものを持つシャー満太郎、左側にはお泊まりしている家の叔父さん、その後ろに踊り集団、さらにその後ろにジャンジカ拡声器とエレキギターおよびパーカッション軍団になります。
 
こんな感じです↓

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このシャー満太郎は、急にパレードの主役になってしまった混乱と緊張で、反復横飛び3000往復したぐらいの汗ダクダク。
 
今、写真を見て発見したんですが、右側に長い草を持つ人と、後ろに傘をシャー満太郎がにかざしている人がいたんですね、緊張で気づきませんでした。
 
そして道を歩くにつれ、町の人が飛び込み参加しているのか、踊り集団の人数がドンドン増えていきます。
 
しばらく歩いた様子が、こんな感じです↓

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もう人があふれてきて、シャー満太郎もどこにいるのかわからない状態ですね。
 
みんな楽しそう何よりですが、シャー満太郎は誰も知り合いが居ない超アウェイですから、超緊張で取組後のインタビューをしている力士のように汗ダクダクです。
 
さて、シャー満太郎が汗ダクダク行進を続けているころ、うちの嫁っ子は何をしてたかというと
 
こんな写真や

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こんな写真や

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こんな写真を

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プロのカメラマンさんに撮ってもらってました。
 
アイドル気分か~い!
 
はたして、このシャー満太郎の行進はいつまで続くのか、そして嫁っ子の撮影は無事に終わるのか、次回につづきます。 
 

 

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自転車旅で、へそ祭り、いか踊り、ねぶた祭りに参加しちゃおうよって話 後編

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こんつは! シャー満太郎です。
 
さて、このシャー満太郎、十数年前になりますが、北海道を自転車で3ヶ月間旅したことがあります。
 
その旅で、へそ祭り、いか踊り、ねぶた祭りという祭りを巡る「ゴールデンコース」というものを知り、参加を決意。
 
しかし、このシャー満太郎、いか踊りだけは不参加に終わりました。
 
その不参加の言い訳は、前回の記事に書いております↓
なので、いか踊りは旅仲間のクチコミや調べた情報になります。
 
さて、富良野の「へそ祭り」に参加したあとは、北海道を南下して、函館の「いか踊り」に参加です。
 
それではさっそく続きをどうぞ。
 
 
 

いか踊り

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函館と言えばのイカ漁の町ですね。
 
日本有数の水揚げ量を誇り、新鮮なスルメイカを使った「イカそうめん」でも有名です。
 
そんな「イカの町」函館で、夏に開催されるお祭りが「函館港祭り」です。
 
函館港祭りは開港記念日を祝うお祭りで、なかでも「ワッショイはこだて」という踊りながら町を練り歩くパレードが、お祭りの見どころになっています。
 
この「ワッショイはこだて」では「函館港踊り」や「サマーカーニバル」などの踊りとともに「いか踊り」も踊ります。
 
そしてこの「いか踊り」は自由参加なので、誰でも参加できます。
 
いか踊りの特徴は、なんといってもユーモラスな踊りありますね。
 
「イカイカイカイカイカ踊り!」なんて歌いなが踊ります。
 
踊り方のイラストが、オフィシャルサイトにありましたので、参考にしてください↓
 
函館市民がいかに「イカ」を愛しているかが、うかがえますね。
 
たとえば、シャー満太郎の生まれ育った横浜で、ご当地踊りを作るならやはり「シュウマイ踊り」になるんじゃないでしょうか。
 
「シュウマイ、シュウマイ、ほれシュウマイ、蒸しても、揚げても、チンでもよし! ほれほれほれほれほれシュウマイ!」
 
って感じですね。
 
蒸すのとチンの調理方法が、多少かぶってる感がありますが、リズム的にはいい感じです。
 
こういう名産品や特産品を扱った、ご当地踊りが全国に広がればいいですね。
 
ご当地グルメみたいにですね。
 
そして年に1回、全国からご当地踊りが集まって、東京の銀座あたりでパレードするなんどうでしょうか?
 
名産品の宣伝にもなるし、楽しいと思いますね。
 
さて、話しをいか踊りに戻しましょう。
 
シャー満太郎の旅仲間は、がっつりコスプレしていか踊りに出場してました。
 
ピンクのステテコを着たダッフンダー系です。
 
旅仲間からの話しによると、函館のライダーハウス「ライムライト」には、全国からコスプレをしていか踊りを踊る「いかコスプレーヤー」が集まるそうです。
 
またライムライトでは、コスプレ衣装の貸し出しもしているそうなので、コスプレして出場したい方は、ライムライトに宿泊するのがおすすめですね。
 
さて、いか踊りの参加方法ですが、8月2日と3日が自由参加で、誰でも参加できます。
 
8月2日は十字街銀座通りに18時30分ごろ集合、8月3日は堀川広路に18時30分ごろ集合すれば参加できますね。
 
さて、函館のライダーハウス「ライムライト」といえば、旅のあとも何回か遊びに行きました。
 
そして宴会の席で、必ずいか踊りの話になって、必ずいか踊りをします。
 
100%踊ります。
 
タイガースファンが酒に酔うと、六甲おろしを必ず歌い出すのと同じですね。
 
函館での「いか踊り愛」は絶大です。
 
その間、肩をシュンとつぼめ、合いの手を静かに打つしかないシャー満太郎でしたが、今度は今回自作した「シュウマイ踊り」で対抗したいと思います!
 
【データ】
・正式名称 函館港祭り
・開催場所 函館市街
・開催日 毎年8月1日~5日(いか踊りの自由参加は2日と3日)
・参加方法 8月2日は十字街銀座通り、8月3日は堀川広路に18時30分ごろ集合
 
 
 
 

ねぶた祭り

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さてゴールデンコースのフィナーレを飾るのは青森のねぶた祭りです。
 
ねぶた祭りといえば、和紙でできた巨大人形の山車「ねぶた」が有名ですね。
 
あの歌舞伎風の山車です。
 
しかしこのお祭りは、その山車がパレードするだけではありません。
 
山車の周りに、うちわ片手に踊る「ハネト」といわれる人たちがいるんですね。
 
踊ると表現しましたが、うちわ片手に「ラッセ、ラッセ、ラッセーラ!」とひたすらケンケンのするような形で飛び跳ねるのです。
 
その「ハネト」に参加できるんですね。
 
参加するには青森市がこの祭りのために臨時に開設した、無料のキャンプ場から出場できます。
 
 
ありがたい話しです。
 
上の写真がキャンプ場の写真ですね。
 
臨時キャンプ場の詳細はこちらです↓
 
 
また衣装を用意しなくてはならないのですが、シャー満太郎が参加した当時は、キャンプ場の近くに大きなスーパーがあって、そこでねぶたの衣装が買えました。
 
このキャンプ場にはねぶた祭りに参加すべく、多くのライダーや自転車乗りなどの祭り好きが、どっと全国から集まってきます。
 
キャンプ場に無料で宿泊しながら、ねぶた祭りに参加できますからね。
 
とても良いシステムですね。
 
そしてこの集団がねぶた祭りに参加すべく、会場に向かうときが、カッコイイのです。
 
基本、ライダーが多いいのですが、「おこし」と呼ばれる色鮮やかな浴衣を着てヘルメットをかぶり、バイクに乗る姿がカッコイイ!
 
そのバイクが何百台と列を成し、青森市街を駆け抜けるのです!
 
このシャー満太郎は自転車だったので、みんなより先に出発し、この様子を歩道から眺めてました。
 
艶やかで、きらびやかで、威風堂々!
 
もう憧れちゃいました!
 
余談ですがこのシャー満太郎、この光景憧が忘れられず、旅が終わってからすぐにローンを組んでバイクを購入し、次の年のねぶた祭りにバイクで参加しました。
 
歩道の観光客からは写真を撮られ、若い女の子にはキャーキャー言われ、ああ、この瞬間が人生のピークだ! と思えるほどの満足感でしたね。
 
それではお祭りの様子を見ていきましょう。
 
所定の駐車場に着いたら、バイクや自転車をそこに停めて会場まで歩きます。
 
そして祭りの開始まで、出発地点の道路で待ちます。
 
道路には巨大人形の山車「ねぶた」が何台もが間隔を置いて君臨し、祭りの開始を待っています。
 
歩道にも、ねぶた祭りを見に来た観光客でいっぱいです。
 
しばらくすると「ドドーン」と開始を知らせる花火があがります。
 
待ってましたとお囃子の音色が響き、山車が動き出します。
 
歩道の観光客が「わー!」っと喚声上げます。
 
そしてどこからともなく「ラッセラーラッセラー!」と叫び声。
 
その叫びに答えるよう「ラッセ、ラッセ、ラッセーラ!」と大勢のハネトが大声で答え、飛び跳ねるのです。
 
身震いするほどの瞬間です。
 
始まった! という興奮で身体の体温が急上昇する感じです。
 
あとはひたすら飛び跳ねます!
 
体力的にはかなりキツイでが、周囲の熱気に呑まれ、パワーの限界まで跳ね続けます。
 
跳ねている写真がこちらです↓

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そして次第にハネト集団のボルテージが上がり、「ラッセラーラッセラー!」と叫ぶ人を中心にのドーナツ状のハネトの輪ができ、おしくらまんじゅう状で跳ね始めます。
 
跳ねるというより、もう「跳ね狂い」って感じです!
 
意識もうろうで、おしくらまんじゅうで、ひたすらラッセラーで、もう集団催眠というか頭がフラフラして、みんなもう頭がおかしくなるんですね。
 
そしてそんなドーナツの輪が何個も出来て、会場が最高潮に盛り上がります。
 
もうダメだ! と疲れきってその場から幽霊のように離れると、歩道の観光客のおばちゃんから「ちょうだーい、ちょうだーい」と言われます。
 
この「おこし」と呼ばれる衣装には無数の鈴を着けていて、跳ねるとチャラチャラ鳴るようにしてあるんですね。
 
そして「ハネトの鈴を拾うと良いことがある」みたいな「ご利益的都市伝説」があるみたいなんですね。
 
なので、おばちゃんは鈴が欲しくてハネトに声をかけるわけですね。
 
不用意に歩道に近づくもんならムシリ取られます。
 
なので、ちょっと離れたとこらからポーンと投げますね。
 
するとホームランボールの奪い合いのようなことになるんです。
 
こんな無職で自転車でフラフラ旅をしている若造の、スーパーで買った安い鈴を必死に取り合うおばちゃんを見て、アイドルにでもなったかのような気持ちになれた、夏真っ盛りの夜でした。
 
「ドドーン」と再び花火が上がり、本日のねぶた祭りが終了します。
 
もう、やりきった感が半端ないです!
 
周りにいるハネト全員と、ハグしたい気持ちですね。
 
このあとキャンプ場に戻り、仲間と宴会になります。
 
そして次の日、日中は洗濯したりとキャンプ場でのんびり過ごし、夜にまた祭りで跳ねます。
 
このシャー満太郎、6日間全て跳ねました。
 
毎回、今日は疲れているからセーブしようと思うのですが、いざ始まると周りに呑まれ結局ハイテンションになって、帰りは毎回フラフラでした。
 
よく体が持ったものです。
 
祭りの最終日は、夜ではなく昼にねぶたの運行をして、夜は花火大会です。
 
この花火を感無量の気分で眺めた記憶があります。
 
何も考えず横浜から自転車で飛び出し、何も知らずに北海道の地を訪れたシャー満太郎が、まさか日本三大祭りのひとつに参加してしまうとは思いもしませんでした。
 
人生何が待っているか分からいですね!
 
・正式名称 青森ねぶた祭り
・開催場所 青森市街
・開催日   毎年8月2日~7日
・参加方法  青森市が設営した臨時キャンプ場に宿泊
 
 
 
 
ゴールデンコースの紹介は以上になります。
 
いかがでしょうか?
 
北海道を長期に旅される方には、ぜひオススメですね。
 
そんな休み取れないよっていう人も、この中でどれかひとつのお祭りに参加してみてはいかがでしょうか?
 
夏の楽しみが一つ、増えますよ!
 
それではこれにて、おしまい。
 
 
 
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自転車旅で、へそ祭り、いか踊り、ねぶた祭りに参加しちゃおうよって話 前編

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こんつは! シャー満太郎です。
 
さて、このシャー満太郎、十数年前になりますが、北海道を自転車で3ヶ月間旅したことがあります。
 
その旅の途中、「ゴールデンコース」と言われる、北海道旅のスペシャルコースを旅仲間から教えてもらいました。
 
そのコースはズバリ、北海道で開催される「へそ祭り」と「いか踊り」、そして青森で開催される「ねぶた祭り」をハシゴして巡る旅なんですね。
 
見るだけではありません、参加しちゃおうって話です!
 
しかも、全て「踊る系」のエキサイティングな祭りなのです!
 
なぜ、シャー満太郎が北海道に3ヶ月も居たのか?
 
それはこの3つの祭りに参加するため、開催の日を待っていたのですね。
 
開催場所は、へそ祭りが富良野、いか踊りが函館、ねぶた祭りが青森。
 
開催期間が、へそ祭りが7月下旬、いか踊りが8月上旬、そしてねぶた祭りも8月上旬。
 
ルートは上から下へと南下するだけで単純なんですが、開催期間がタイトです。
 
しかも、いか踊りとねぶた祭りの開催期間が、かぶってますね。
 
しかしご心配ご無用、いか踊りの函館とねぶた祭りの青森はお隣さんなので、フェリーで4時間ぐらいでの距離です。
 
しかも、ねぶた祭りは6日間も開催されるので、イカ祭りに参加してから、ねぶた祭りに参加するのは十分可能です。
 
シャー満太郎は旅する間に旅仲間から誘われ、この3つの祭りに参加することを決意し、参加いたしました!
 
と、言いたいところですが、イカ踊りだけは参加していません(涙)。
 
―――以下、不参加の言い訳―――
 
みなさん、富良野から函館って約360キロもあるんですよ。
 
ちなみに360キロと言えば、だいたい東京から名古屋まで行ける距離です。
 
それで、旅したときの富良野のへそ祭りの開催日が7月の28日~29日で、函館のいか踊りがの開催が8月の2日からなんですよ。
 
ということはですよ、その360キロの距離を3日で走らにゃならん計算なんですよ!
 
1日120キロです! ムリです!
 
こんな距離余裕余裕って自転車乗りの方もいらっしゃると思いますが、このシャー満太郎、ムリです!
 
さて、そんな360キロを3日で走らなければならないことを、へそ祭りが終わってから知り、いか踊りの参加日を1日ずらせばいいじゃんと助言する仲間の意見を完全にシャットアウト。
 
「だってさあ、いか踊りって毎年やってんでしょ、来年に飛行機で函館に行って参加するよ、あはははは、チャオ~」
 
と、もともこうもない言い訳をして、不参加を決定しました。
 
ちなみに十数年経った現在、いか踊りには参加できていません。あはははは。
 
―――言い訳おわり―――
 
それでは、ゴールデンコースのお祭りを紹介して行きましょう。
 
 
 

へそ祭り

まずはゴールデンコース一発目、富良野の「へそ祭り」です。
 
このお祭りは、お腹にひょっとこ風のイラスト「図腹」を書き、顔を花笠で隠してピョンピョン飛び跳ねてパレードするお祭りですね。
 
まるで二頭身の漫画キャラが、ピョンピョンと飛び跳ねているようで、非常にコミカルなお祭りです。
 
どうもこの富良野町が北海道の中心に位置し、「北海道のへそ」ということで、上半身裸になって「へそ」を出して踊るんですね。
 
「ええ! 裸に? じゃあ私は参加出来ないわ」っていう女性の方も大丈夫。
 
シャツを着て参加可能で、その場合はシャツの上から図腹をペイントをします。
 
なので裸にならずに参加できますね。
 
お腹に書く「図腹」は受付の広場に絵師の方が居て書いてもらえます。
 
図腹は基本ひょっとこ風の顔なんですが、シャー満太郎が参加した当時は、こんな顔にしてくださいと見本を見せればどんな図腹でもOKでした。
 
シャー満太郎の1日目の図腹は、なぜかバカボンのパパですね。
 
今でもなぜこの図腹にしたのか分かりません。
 
これが写真がこれですね↓
 

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右側がシャー満太郎の図腹です。

 

腕に「道の駅がスキ」とメッセージが書いてありますね。

 

このシャー満太郎、この自転車旅で道の駅で開催していた「スタンプラリー」が生きがいでした。 

 

そのお話はこちらに書いてます↓

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いかにスタンプラリーラブだったかが分かる一枚ですね。
 
ちなみに左のは旅仲間のお腹なんですが、やはりデカバラは迫力満点ですね。
 
さて、いよいよお祭り開始です。
 
「北海へそ音頭」のリズムあわせピョンピョンと飛びます。
 
飛ぶと言うより、お腹揺らすイメージですね。
 
そして「北海へそ音頭」の曲に合わせて
 
「ええじゃないか、ええじゃないか、ええ~じゃなあいか!」
 
と歌い、最後にブヨーンと高く飛びます。
 
昇竜拳のイメージです。
 
ここが一番の盛り上がりポイントですね。
 
沿道のおじさん、おばちゃんも大盛り上がりです。
 
まさかこのシャー満太郎のだらしないハラが、人様の喚声を浴びる日が来るとは思いもしませんでした。
 
いつも鏡の前で、シャー満太郎に軽蔑のまなざしで見られ続けたこのハラも、今日ばかりは誇らしげにブルルンと揺れています。
 
そして当時のお祭り写真がこちらです↓

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この写真は2日目になりますね。
 
シャー満太郎の2日目の図腹は、当時流行ったストラップ「カトちゃん」の絵です。
 
もう汗で図腹の色が落ちてきてますね。
 
そしてこのお祭り、解放感がたまらないです!
 
みなさん、上半身裸でハラ出して、街中を歩いたことありますか?
 
5分もすればお巡りさんが、自転車立ち漕ぎ状態すっ飛んで来ますね。
 
でもこの祭りでは、ハラ出し公認ですから、胸を張ってハラを出せます。
 
何というか、自分以外の家族が家に居ないときに、家の中を素っ裸で過ごす、あの解放感と言ったらいいでしょうか。
 
何もかもを脱ぎさり・・・話が変な方向に行きそうなので、この辺で止めておきます。
 
さて、デカバラの旅仲間ですが、彼はこの祭りのために生まれてきたと言っても、過言ではごさいませんでした。
 
彼は体重があるのであまり飛び跳ねず、ほぼ歩いているだけでしたが、沿道のおばちゃんからから「こっち来て~」と呼ばれて写真を一緒に撮り、彼が沿道のお客さんに向かいフルフルとデカバラを振れば「わー!」っと喚声が上がり、さらには新聞社の人に呼ばれ、写真をバチバチ撮られていました。
 
まさに「ヘソアイドル」です。
 
全国のデカバラのみなさん、あなたのハラも輝ける場所がありますよ!
 
さて、参加方法は二通りありまして、団体で参加するか、個人で飛び入り参加するかですね。
 
団体は事前にエントリーが必要です。
 
人数は5名以上、北海へそ祭り公式ホームページで受付可能です。
 
公式ホームページ↓
 
シャー満太郎が旅してたころは、富良野にある「宝来(ほうらい)」というライダーハウスに宿泊すれば参加できました。
 
たぶん、ライダーハウスから団体枠として参加できたんだと思います。
 
しかし、残念ながらライダーハウス宝来は、閉鎖してしまいました。
 
ほかの富良野にある宿泊施設でも、団体枠として参加しているところがあると、聞いたことがありますが、定かではございません。
 
わかり次第お伝えいたします。
 
飛び入り参加は、開催当日にお祭り広場の特設会場で受付すれば参加できます。
 
受付は15時から先着100名までで、参加費は衣装込みの2000円になります(衣装持参の場合は500円)。
 
いつもはひた隠しに隠しているそのお腹も、この祭りで一気に解放しましょう!
 
 

【祭りデータ】

・正式名称 北海へそ祭り
・開催場所 富良野市新相生通り
・開催日  毎年7月28日~29日
・参加方法  当日に飛び入りとして参加(先着100名まで)
 
 
 
今回はここまでです。
 
次回は「いか踊り」と「ねぶた祭り」のご紹介です。
 
それでは次回おたのしみに。
 

 

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ライダーハウスに泊まったら、こんな良かったことがあったよって話

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こんつは! シャー満太郎です。
 
さて、このシャー満太郎、十数年前になりますが、北海道を自転車で3ヶ月間旅したことがあります。
 
今回はその旅で大変お世話になった雑魚寝宿、ライダーハウスについてです。
 
このシャー満太郎、北海道で最初に着いた町である函館で、ライダーハウスが最高すぎて6泊連泊してしまったことがあります。
 
そんなライダーハウスに泊まって良かった点をお伝えいたしますね。
 
 
 
 
 

料金が格安

 

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これがライダーハウスの一番の特徴でははないでしょうか。
 
じゃあどんなに安いかというと、シャー満太郎が実際泊まったライダーハウスでは、安くて600円、高くても1000円でした。
 
格安なんて値段じゃないです、もう閉店間際のお惣菜半額セールですね。
 
相変わらず例えがいま・・・(割愛)
 
一番高い1000円の宿で、30日泊まったとしても30000円ですから。
 
もう住んでもいいぐらいですね。
 
実際、シャー満太郎が泊まったライダーハウスでは住んでいる人もいました。
 
住んでアルバイトしながらお金を貯めていましたね。
 
アルバイト先を斡旋してくれるライダーハウスもありました。
 
まあ一生住むのはどうかと思いますが、このシャー満太郎、もしも何もかもスッカラカンになってもう人生どん底ですってなったら、ライダーハウスに住んで裸一貫、もう一度人生をやり直したいと思ってます。
 
ただ安いだけの理由があります。
 
要は一つの部屋に雑魚寝です。
 
布団もあったりなかったり、敷き布団だけあったり。
 
なので寝袋は必需品です。
 
さすがに部屋は男女別ですが、知らないもの同士がひとつの部屋に寝るんですね。
 
一緒の部屋に寝る人がどんな人かわからないので、ちょっと緊張しますね。
 
でもそんな心配はご無用、この後お伝えしますがライダーハウスでは毎晩宴会をして老若男女が必然的に仲良くなっちゃいます。
 
なのでもう「知らないもの同士」ってわけでもないですね。
 
それに昨日まで知らなかった人間同士、ひとつの部屋に寝るという非日常的な経験ができるので貴重な体験ですよ。
 
 
 

旅人が集まる

 

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これがライダーハウスに泊まる一番の理由ですね。
 
「ライダーハウス」というだけあって旅するライダーが全国から集まります。
 
ライダーだけではありません。
 
自動車旅の人も自転車旅の人も徒歩旅の人も色々な旅人が集まります。
 
その旅人が集まるライダーハウスだからこそ泊まるんですね。
 
「料金が格安」であることは旅人が集まるひとつの要因ではありますが、それが一番の理由ではないとシャー満太郎は思います。
 
それはなぜかというと、旅人はロンリーだからです。
 
シャー満太郎はもちろん一人旅でしたが、北海道を長期に旅する人は一人旅が多いいと思います。
 
そして何日も一人で旅をしていると
 
「こんなことして何になるんだ?」
 
と思うことがあります。
 
仕事もせず自転車で走る旅が、自分の人生において何の意味があるのかと、疑問に思うわけですね。
 
暇ですから。
 
しかし、ライダーハウスに行けば、同じ様に「こんなこと」をしている仲間が居るんですね。
 
そしてホッとするのです。
 
何の意味があるのか分からんことをやっているのが、自分だけではないんだと。
 
このシャー満太郎、旅の途中で人恋しくなるとライダーハウスに行ってました。
 
そんなロンリーな旅人のオアシスがライダーハウスなのです。
 
 
 

旅の情報が収集できる

 

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情報が収集できると書きましたが、もう嫌ってぐらい情報が入ります。
 
なぜかと言うと、みんな旅で体験した話をベラベラベラベラ話すからですね。
 
今日はコーヒーでも飲みながら北斗の拳でも読んで静かに過ごすかな、なんて思っていても
 
「シャー満太郎さん、〇〇ってところ行ったことある?」
 
なんて宿泊している旅人に声を掛けられ
 
「いや無いなあ」
 
なんて言おうもんなら、ベラベラベラべラそのスポットがいかに良かったかという話し出します。
 
もう北斗の拳なんて1巻のやっとハート様が出てきたあたりで止まってしまいます。
 
旅人は旅で体験した話が大好きですからね。
 
それにずっと一人で旅してますから、話したくてしょうがないわけです。
 
なので「北海道で面白いスポットあります?」なんて聞かなくても、みんなベラベラベラベラ話してくれますね。
 
毎晩行われる宴会なんて情報交換の場ではないです。
 
もう情報のぶつけ合いですね。一方的に。
 
どこぞの温泉は最高だだの、どこどこの何とか丼は食っておけだの、みんながみんな情報を投げ合い、情報のバトルロワイヤル状態です。
 
そして北海道に来るのも初めてで、飯ごうの炊き方すら知らない旅のど素人であるシャー満太郎は、最初のライダーハウスで6連泊もしたので、まるでマトリックスのネオが一瞬でカンフーを習得したように一気に北海道の情報や旅のノウハウを習得しました。
 
初めて北海道に行く旅人はライダーハウス必泊ですね!
 
 
 

旅の拠点にして観光ができる

 

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これはライダーハウスに限ったことではなくほかの宿泊施設にも言えることですが、なんせ料金が安いですから何連泊もして周辺をくまなく観光できますね。
 
そして自転車乗りにとってはかなり助かりましたね。
 
いつもは多くの荷物を自転車にくくり付けエッチラオッチラ走ってましたが、ライダーハウスにそのたくさんの荷物を置いて観光できます。
 
なのでいつもなら距離があっていかないところも観光できますね。
 
それにいつもの重い荷物がなくなったので、もの凄くスピードが出ます。
 
大リーグボール養成ギブスが取れた星飛雄馬みたいなもんで、もう空を飛んじゃうぐらいスピードが出ますね。
 
走っていてとても気持ちいいですし。
 
それと電車やバスが通る大きな町にライダーハウスがあったりするんですよ。
 
そうするともう、自転車なんて乗りませんね、漕ぐの飽き飽きですから。
 
電車やバスに乗って、旅好きなオフィスレディのように普通に観光しちゃいます。
 
かく言うシャー満太郎は、函館のライダーハウスに連泊していた時、路面電車に乗って函館観光をするのが日課でした。
 
路面電車で谷地頭温泉、通称「谷地ヘッド」に行き、一日のんびりと温泉に漬かっていたこともありましたね。
 
いつもは修行のような旅をしている自転車乗りですが、バカンスのような旅ができるのもライダーハウスの良いところです。
 
 
 

お風呂に入れる+洗濯ができる+携帯が充電できる

 

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お風呂に入ることや、洗濯ができること、それに携帯を充電することは普通の生活をしていれば普通にできることですが、旅人は普通にできないです。
 
一番悩むことなんですね。
 
それはなぜかというと、移動しながら生活しているからですね。
 
移動の途中に運よくそのような施設があればいいですが、なかなかありません。
 
入浴施設に関しては温泉など地図に載っているのですが、走っている道から遠かったり、入浴施設に着いた時間がまだお昼前でタイミングが合わなかったりと、入る機会って少ないんですよ。
 
コインランドリーも走っている道にたまたま無いかぎり見つける機会はないですし。
 
それに洗濯するのは時間がかかるので、距離を走りたい自転車乗りにとって、移動中に洗濯なんてする気になりません。
 
最後に携帯の充電ですが、コンビニなどで勝手に充電するわけにもいかないので、飲食店や入浴施設でお店の人にお願いし、充電させてもらうしかないですね。
 
正直、飲食店や先ほどもお話した入浴施設などは毎日利用するわけではないので、毎日充電とはいかないです。
 
まあこのころの携帯ですることと言えばメールぐらいでしたら、毎日充電しなくてもバッテリーは三日ぐらい持ちました。
 
バッテリーを多く消費するスマホ時代の今に、旅をする人はどうしているのでしょうか?
 
昔の数倍苦労していると思いますね。
 
さて、そんな苦労を一気に解決できるのがライダーハウスですね。
 
携帯の充電はもちろんできます。
 
ライダーハウスに着いたら、まずやる仕事がコンセントを探すことですね。
 
宿泊人数が多いとコンセントが充電している携帯で埋まりますから。
 
余談ですが、コンセントが埋まった場合を想定し、ほかの人も充電できるよう3つ口のコンセントタップを持参していて「一緒に充電どうぞ」なんて言ってくれるお釈迦様のような旅人もいました。
 
人より先に充電してやろうと、血まなこになってコンセントを探していた自分が、ものすごく小さい人間であると思い知った夏の日の夕暮れです。
 
さて、洗濯に関してもライダーハウスには洗濯機が常備していたり、近くにコインランドリーがあったりと解決します。
 
お風呂はライダーハウスに入浴施設があるところはありませんでしたが、近くに温泉や銭湯があり解決しました。
 
稚内のライダーハウスなど、銭湯がライダーハウスを経営していたので真横が銭湯でした。
 
こんな旅人の悩みを一気に解決してくれるのも、ライダーハウスの良いところですね。
 
 
 

毎日宴会

 

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もうこれは必然ですね!
 
同じ趣味を持つもの同士、酒を酌み交わし語らうのは人間の本能です。
 
それを知ってかライダーハウスのオーナーも毎晩宴会を開催します。
 
今日来たばかりの人も連泊中の人も宴会場に呼んで宴会をします。
 
料理はみんなで持ち寄ったり、100円、200円のお金を出し合って料理を作ったりしてました。
 
お酒は基本持参ですが、焼酎一杯100円など格安で振る舞うライダーハウスもありました。
 
最初はおごそかに自己紹介から始まりますが、そこは同じ旅人同士、お酒が入るにつれて盛り上がりに盛り上がります。
 
先に話した北海道の情報はもとより、旅のハプニングから旅のあるあるエピソードなど話は尽きません。
 
このシャー満太郎は、いかに坂道の頂上で自転車乗りが昇天するのかをバイクなどで旅する旅人に説明し、その昇天する瞬間の「昇天顔」が十八番でした。
 
先ほど話した稚内の銭湯経営のライダーハウスなど、宴会場にカラオケが常備していて、カラオケパーティーをします。
 
このカラオケも歌いたい歌を歌うのではなく、オーナーが独断と偏見で選曲した曲を流すんですね。
 
そして知っている曲があると「おっしゃー」と立ち上がりマイクを取り歌うのですが、「おっしゃー」と立ち上がった人が何人もいると大変です。
 
マイクの取り合いですね。
 
なのでジャンケンで決めるのですが、酒が入っているのでもの凄く気合が入るジャンケンです。
 
いいオッサンたちがが大声で「じゃん! けん! ぽん! うおー!」なんてやるわけです。
 
見ているほうも「おお!」とか「ああ!」とか言って、このジャンケンに多いい盛り上がります。
 
そんな光景を見ているライダーハウスのオーナーも楽しそうでした。
 
このシャー満太郎、思うですがライダーハウスって正直、採算度外視で経営してると思うのですよ。
 
だって一人一泊1000円ですよ。
 
じゃあなんでやってるのかと言えば、毎晩の宴会でみんなが楽しんでいるの顔を見るために、やっているんじゃないかと思うのですよ。
 
自分の住んでいる町にふらりと来た旅人が、ヒゲ面の日焼けした顔をしわくちゃにして笑っている姿を見るために、ライダーハウスをやっているんじゃないかと、オーナーの楽しそうな顔を見て思いました。
 
このライダーハウスの宴会が楽しくて楽しくて連泊しちゃうんですよね。
 
 
 
以上、ライダーハウスに泊まって良かったことでした。
 
なんとなくライダーハウスの雰囲気がわかりましたか?
 
このシャー満太郎、旅が終わり就職して普通の生活に戻ったあとも、函館のライダーハウスに何回か泊まりに行きました。
 
あの自転車旅が恋しくなるんですね。
 
旅の雰囲気をもう一度味うべく、旅人が集うライダーハウスに泊まりに行きました。
 
まさにセンチメンタルジャーニーですね。
 
みなさんも旅人が交差する宿、ライダーハウスに一度訪れてみてはいかがでしょうか?
 
はい! 観光協会のポスターみたいなフレーズが出たところで、おしまい。
 
 
 
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自転車旅の前にこんな準備したらいいよって話 最終話「衣類、小物編」

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こんつは! シャー満太郎です。
 
さて、このシャー満太郎、十数年前になりますが、北海道を自転車で3ヶ月間旅したことがあります。
 
そんなシャー満太郎が旅の出発前にこんな準備をしたらいいよっていうお話をしますね。
 
今回は旅で使う衣類と小物です。
 
ちなみに前回、前々回はこちらです↓
 
 

衣類、タオル

 
衣類はだいたい5日分持って行きました。
 
Tシャツにパンツ、短パン、そして靴下です。
 
それら着ているのを含めて5セットですね。
 
5日分と言っても、1セット3日とか平気で着ちゃいますから3日X5セットで15日は持ちますね。
 
15日もあれば少しは大きな町に着いてのコインランドリーを見つけたり、ライダーハウスに泊まって洗濯したりできるので安心です。
 
かく言うシャー満太郎、最高で1週間同じ服を着てましたね。
 
そんな話は下の記事に書いてますので、ご参考まで。
なんの参考になるんじゃい! って話ですが、次はタオルです。
 
タオルはフェイスタオルを5枚持って行きました。
 
バスタオルは持って行きません。
 
じゃあ、風呂に入ったときどうすんだって話ですよね。
 
まず風呂に行ったとき、いままで汗やら口やらをぬぐったタオルを風呂場でも使います。
 
そのタオルにボディーソープで泡立て、体を洗うんですね。
 
そうすると体を洗っていると同時に、タオルも洗っていることになるんですね、実は。
 
体をゴシゴシ洗えば洗うほどタオルもキレイになります。
 
で、お風呂から上がるとき、そのタオルをこれでもかってぐらい絞り、体を拭います。
 
なので、バスタオルは要りませんね。
 
でも着替えたあと、流石にこのタオルをまた使う気にはなれないので、新しいタオルを使いますけどね。
 
洗濯に関しては、キャンプ場でも何回かしました。
 
借りたかなんかしたバケツに、汚れた衣類を入れて洗剤かけゴシゴシ手で洗い、すすぎをしっかりして、ギュッと絞ればOK。
 
あとはその衣類をテントの上のポールに洗濯ばさみで挟み干してました。
 
キャンプ場に連泊するときなどよくやってましたね、暇ですから。
 
なので洗剤と洗濯ばさみも必要ですね。
 
洗剤は箱の洗剤よりも、袋に小分けされた洗剤が使いやすいす。
 
ちなみに衣類とタオルを入れる袋はアウトドアショップでよく売っているナイロン製の巾着袋に入れてました。
 
少し大きめの色違いの袋を2つ用意して、ひとつは未使用の衣類、もうひとつは仕様済みの衣類と分けて使ってました。
 
この衣類の入った巾着袋は枕になったり、座布団にもなるので重宝しましたよ。
 
 
 

携帯

 
携帯は財布の次に大事なツールでした。
 
今の時代は財布のより大事かもしれませんね。
 
しかし、今と違って携帯でやることと言えば電話とメールぐらいでしたね。
 
写真もカメラで撮るというのが普通でした。
 
実際に使っていた携帯がこちらです↓

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うわー超懐かしいですね! もう博物館級じゃないでしょうか。

 

まだ折り畳めない時代のガラケーで、アンテナをピッて出して使うタイプです。

 

できる男はアンテナを歯で噛んでピッて伸ばしたりして。

 

別にアンテナ伸ばさなくても使えたんですがね。

 

しかし、よくこんなちっこい画面で、せっせとメール打ってたもんです。

 

でもこんなちっぽけな携帯でも、唯一日本全国に散らばった旅仲間とつながるツールでしたから、財布の次に大事な物でしたね。

 
そして旅先で知り合った仲間とまずやるのがメールアドレスの交換です。
 
焚き火を囲いながら各々持ってきたメモ帳を回しっこして、メールアドレスを書き入れていきます。
 
そしてメールアドレスの下に
 
「旅の話、最高に面白かったです!」
 
とか
 
「ねぶた祭りでまた会おうぜ!」
 
とか、メッセージをちょこっと書くのが通例で、シャー満太郎のアドレス帳にも旅先で出会った仲間のメッセージが残ってます。
 
このアドレス帳は大事な宝物になりました。
 
 
 

カメラ

 
今はデジタルの時代で、しかも写真はスマホで撮るのが主流ですよね。
 
しかし、シャー満太郎が旅した時代はまだフィルムが主流でしたから、カメラで写真を撮ってました。
 
持って行ったカメラはAPSという今までのフィルムよりひと回り小さくなったフィルムを使い、当時としては最先端のコンパクトなカメラでしたね。
 
「写ルンです」なんていう使い捨てカメラで撮っている人も多かったですね。
 
フィルムカメラなので1枚1枚気合を入れ「ちぇすとー!  バシリ!」って感じで撮ってました。
 
今はカメラを持たずスマホで撮影ですよね。
 
そのほうがSNSなどにアップしやすいですからね。
 
バリバリ撮っていっぱい思い出を残しましょう。
 
 
 

地図

 
地図は当時、携帯と同じぐらい重要な物でした。
 
場所を確認するのはもちろん、これまでに走った道、泊まって宿、ご当地グルメを食べた店などの記録も書き入れてました。
  
シャー満太郎が使っていた地図は昭文社の「ツーリングマップル」という本ですね。
 
もう、バイクで旅する人は御用達の本ですね。
 
地図上に観光スポットが数多く載っていて、爽快な道や絶景の道など、ライダー向けの地図本ならではの情報がギッシリ詰まってますね。
 
その地図本の中でもシャー満太郎が一番好きなのが、ご当地グルメが載っているカタログページです!
 
お昼ご飯中や寝る前にこのページを見てウットリしてました。
 
自転車旅の最大の楽しみは飯なんです! みなさん!
 
このシャー満太郎、根室のご当地グルメ「エスカップ」を食べるため、観光地には目もくれずエスカロップ、エスカロップと言いながらひたすら走ったあの夏、夕焼け空すらデミグラスソースに見えました。
 
だってバターライスにオンザ・カツ、さらにオンザ・デミグラスっていうボリュームですからね! 食べたくもなりますよ!
 
そんな話はさておいて、ライダーに限らず、北海道を旅する人はほぼこのツーリングマップルを持っていたので
 
「〇月〇日、和琴半島のキャンプに集合! ツーリングマップル49ページD6ね」
 
なんてこの地図本ありきでメールを出し合ってました。
 
今の時代はどうなんでしようか?
 
やっぱり地図を持たないで、Googleマップなんですかね。
 
 
 

メモ帳

 

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旅の記録を残すため、メモ帳を3冊持ってました。
 
まず日記帳ですね。
 
あったこと思ったことを包み隠さず書いてましたね。
 
書くことで、自分が感じたことがまとまって再確認できます。
 
今、日記を見て思うことは、旅先で仲間と遊んだときの日記はテンション高めで長文でした。
 
やっぱり旅では人との出会いが一番たのしかったんですね。
 
 
次に家計簿です。
 
1日おきに何を買ったか細かく書いてます。
 
一番多く買ったのが、ご当地飲料「カツゲン」。
 
前にも書きましたが、シャー満太郎のエナジードリンクで毎日飲んでました。
 
ある日など1リットルパック買ってました。
 
紙パックなので封を開けると持ち運びは出来ません。
 
なおでその場で1リットルをがぶがぶ飲み干したんだと思われます。
 
どんな胃袋だったんでしょうか。
 
この家計簿は物を買うたびに書き入れでいき、1日の食費1000円を目標にしていたので、今日はあと幾ら使えるなと目安にしてました。
 
 
ダイアリー手帳
 
シャー満太郎の使っていた手帳は、1つのページが1週間分のダイアリーになっていて、その日の枠に今日泊まった場所と施設、今日走った距離、そして総走行距離を書き入れてました。
 
もちろん、仲間との待ち合わせや祭りなどの予定も書き入れます。
 
それとダイアリーの冊子とは別にメモの冊子がありまして、ここに旅で出会った人のメールアドレスを書いてもらってました。
 
 
 

ジップロックとゴミ袋

 
これは旅の必需品ですね。
 
濡れてはいけないものを入れるのに大変重宝します。
 
ジップロックは財布に携帯、メモ帳などの濡れてはいけない貴重品、それとシャンプーや調味料など漏れるおそれのあるものを収納しました。
 
ゴミ袋も防水対策です。
 
後輪にパッキングするバックは防水でしたが、サイドバックは防水ではないので濡れては困る未使用の衣類をゴミ袋に入れて保護してました。
 
あと仕様済みの衣類、タオルも濡れていたり匂いもするのでゴミ袋に入れ、さらにナイロン製の巾着袋に入れてました。
 
 
 

ビーチサンダル

 
これは意外と盲点で忘れちゃうんですよね。
 
キャンプをする際、テントから出たり入ったりって結構頻繁にするんです。
 
トイレに行ったりとか、水汲みに行ったりとか。
 
そんな時、いちいちクツ履いたり脱いだり って面倒ですね。
 
なのでシャー満太郎はビーチサンダルを持ってました。
 
これでテントからの出入りが楽になります。
 
それと、クツよりもビーチサンダルのほうが足の指が解放されて非常に楽です。
 
俺はキャンプから自転車漕いでるときまで、ずーっとビーチサンダルだ! っていうビーチサンダル依存症の自転車乗りもいましたね。
 
 
 

ラジオ

 
まだスマホが無かった時代なので、ラジオが最大のエンターテイメントでした。
 
この北海道の旅に限らず、ソロでキャンプをするときはラジオが友達です。
 
正直言いますとこのシャー満太郎、ソロキャンプの夜が怖いのです!
 
シーンと静まりかえった森の中、真っ暗な闇の中に一人で居ると、後ろから熊やらオオカミやらゾンビやらが襲って来るのではないかとビクビクします。
 
ちょっとでも音がすると逃げ出したくなります。
 
そんなシャー満太郎をラジオが助けてくれますね。
 
ラジオから聞こえるお気楽な会話や、ムーディーな音楽が心を和ませてくれますね。
 
この旅ではケミストリーの「Point of No Return」がよくラジオから流れてました。
 
今でもこの曲を聞くと、この旅のことを思い出します。
 
ラジオはそんな思いでの箱を開ける鍵を作ってくれますね。
 
 
 
 
最後はオセンチな気分になってしまいましたが、衣類と小物はこんなところです。
 
 
あ、それとやっぱ一番気になるのが「お金」ですね。
 
いくら旅でお金が必要なのか気になるところです。
 
シャー満太郎が旅で使ったお金は、だいたい3ヶ月で40万ぐらいです。
 
「だいたい」というのは、ちゃんと家計簿をつけてなかったからですね。
 
偉そうに「細かく書いてました」なんて書きましたが、旅の終わりのごろから面倒で書いてませんでした。すいません。
 
旅で使ったお金は40万は結構贅沢に使ったほうだと思いますね。
 
疲れてよくコンビニ弁当とか買っていたし、帰りはフェリーを使ったりしましたから。
 
でもお金はそれほどシビアに考えなくてもいいと思いますよ。
 
北海道ではキャンプ場やライダーハウスで日雇いのアルバイトを募集していたりして
 
「金なくなったら働けばいいや~、そんでそこが気に入ったら住んじゃえばいいか~、あははは」
 
ぐらい気楽に旅が出来ます。
 
 
 
以上、自転車旅の準備完結ですが、これはあくまでもシャー満太郎の場合です。
 
道具は旅をするその人の個性で、どんどん変化していきます。
 
実際、旅で出会った人の中にはジンギスカン鍋を持っている人や、焚き火台を持っている人など千差万別でした。
 
旅も道具も、自分色に染めてくださいね。
 
はい! カッコいいフレーズが出たところで、おしまい。
 
 
 
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自転車旅の前にこんな準備したらいいよって話 第2話「キャンプ道具編」

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こんつは! シャー満太郎です。
 
さて、このシャー満太郎、十数年前になりますが、北海道を自転車で3ヶ月間旅したことがあります。
 
そんなシャー満太郎が旅の出発前にこんな準備をしたらいいよっていうお話をしますね。
 
今回は旅で使うキャンプ道具です。
 
距離を走れない自転車旅では、予定通り宿泊施設に着けないことが多々あります。
 
なのでキャンプ道具があると心強いですね。
 
テントが張れるちょっとしたスペースがあれば宿泊できますから。
 
それではシャー満太郎が、実際に使っていたキャンプ道具の紹介です。
 
 
 

テント

 
テントはダンロップのミノムシ型のテントを使ってました。
 
こちらですね↓

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カッパが干してあったり生活感たっぷりの写真ですいませんが、一人用の小さなテントです。
 
たしか名称は「ツーリングテント」だったと思います。
 
このテントは本当に寝るだけのテントですね。
 
あぐらかいて座ると高さが無いので頭が天井についちゃいそうです。
 
その代わり超コンパクトで、一畳のスペースがあれば張れます。
 
そして小さく畳め、専用のバックに収納した状態で、だいたい猫ぐらいの大きさでしょうか。
 
相変わらず例えがいまいちですが、テントの前室(床面は無いが天幕で密閉でき、雨をしのげる小さな空間)が広く、テントの入り口に座りよく飯を作ってました。
 
それに丈夫ですね。
 
買ってから20年以上経ちますが、今でも使えますね。
 
 
 

シュラフ

 
シュラフは夏と秋に使えるポリエステル綿の安いのを使ってました。
 
正直、夏なのでシュラフは何でも良かったです。
 
毛布でも良かったかもしれませんね。
 
暑い日はお腹にペロッと掛けるだけですし。
 
しかし、北海道の旅にはシュラフは必需品ですよ。
 
何故かというと、雑魚寝の安宿であるライダーハウスには布団がないところが多いいからですね。
 
ホテルや旅館に泊まるなら別ですが、安く北海道を旅するならシュラフは必要です。
 
余談ですがこのシャー満太郎、旅の終わりごろになるとテント張るとか面倒になって、キャンプ道具をバックから出さず、人の作った飯を食い、人の張ったテントに潜りこんでグウグウ寝てました。
 
迷惑な話ですね。
 
しかしシュラフだけは人の物とはいかず、自分のを使ってました。
 
そんなときのためにも、シュラフは必需品ですね!
 
 
 

マットとブルーシート

 
テントを張ったら床にブルーシートと表面が銀色のウレタンマット、通称「銀マット」を敷きます。
 
ブルーシートは夜露と雨対策です。
 
晴れていても、地面から水分が蒸発して、朝にはテントの床はべちょべちょです。
 
なのでブルーシートで水分を遮断します。
 
銀マットは硬い地面との緩衝材ですね。
 
でもシャー満太郎の銀マットはペラペラの安い銀マットなので、地面のデコボコを吸収しきれなかったですね。
 
しかし、地面の冷気を遮断してくれるので、ペラペラでも敷いたほうがいいです。
 
夜の地面は本当に冷たいですからね。
 
 
 

バーナーとランタン

 
バーナーとランタン共にガスタイプそのを使ってました。
 
使っていたのはプリムスの小さいバーナーとランタンです。
 
ガスバーナーとランタンは収納時、非常にコンパクトになるので荷物の持てない自転車乗りには、うってつけだと思い持って行きました。
 
しかし旅をするにつれ、まずランタンを使わなくなりました。
 
正直言うと、ランタンって雰囲気じゃないですか!
 
こんなこと言うと全国ランタン愛好会、通称・全ラ会の人に怒られそうですが、面倒なんですよ! 正直!
 
そんな愛好会が日本にあるかは知りませんが、年に数回キャンプをするなら「キャンプしてるなあ俺、雑誌みたい」なんてその雰囲気にウットリしちゃいますが、クタクタでキャンプ場に着いて、ランタンにマントルをかぶして、ライターで燃やして、マントルが破らないようにそ~っとカバーかぶせて、なんてできますかって話ですよ、わかってください全ラ会のみなさん。
 
持って行ったお前が悪いんじゃねえかって話ですが、ヘッドライトがあれば十分でした。
 
 
そして残念なことに、プリムスのバーナーも使わなくなりました。
 
プリムスのバーナーがいけないのでは無く、問題はガスカートリッジです。
 
実はプリムスのガスカートリッジはキャンプ用品店やホームセンターじゃないと売ってないのですね。
 
なのでカートリッジのガスが無くなると、キャンプ用品店かホームセンターに行くしかなく、そういうお店って大きな町にしか無いんですよ。
 
このシャー満太郎、ガスが無くなり半べそきながら、1日かけて大きな町まで自転車を走らせ購入した記憶があります。
 
こんなことしながら旅を続けるのは、たまったもんじゃないです。
 
そこで、ガスコンロ用のガスカートリッジが使えるバーナーを買いました。
 
鍋などで使う、あのガスコンロのガスカートリッジですね。
 
このガスカートリッジ、スーパーはもちろんですがコンビニでも必ずと言っていいほど売ってるんですよ。
 
これはあくまでシャー満太郎の推測ですが、北海道の人はジンギスカンを主食のようにバクバク食べるじゃないですか、なのでどこでも売ってるんだと思いますね。
 
長期の旅する人にはこのガスカートリッジを使うのが常識のようで、旅人はだいたいこのタイプのバーナーでしたよ。
 
 
 

食器類

 
食器はシンプルに飯ごう、コッヘル、コップにスプーンとフォークでだけです。
 
シャー満太郎は当初、鍋とフライパン、それに食器がセットになったものも持っていきましたが、途中から使いませんでした。
 
ソロのキャンプではそんなに多くの料理を作らないからですね。
 
飯ごうでご飯を焚き、ご飯が出来たら飯ごうのフタで炒め物をして終わりですね。
 
コッヘルは味噌汁やスープなどの汁もの、コップは水飲んだり酒飲んだりするとき用です。
 
汁ものは飲まねえし、酒はラッパ飲みだ!っていう男気あふれる御仁もいるかもしれませんが、コッヘルとコップは必要ですよ!
 
なぜかというと複数の人数でキャンプすると、お料理とかお酒を恵んでもらえるんですね。
 
そんなとき「あ、こりゃどうも、ご相伴にあずかりやす」なんて言ってコッヘルやコップを差し出すわけです。
 
そのためにも必要なんですね、いやらしい話ですが。
 
このシャー満太郎、旅の終わりごろになると、人の作った飯ばかり食っていたので大変重宝しました。
 
まったく迷惑な話ですね。
 
 
 
 
さて、細かく言えば軍手やライター、折り畳みイスなんて物もありますが、ざっとキャンプ道具はこれぐらいです。
 
いかがでしょうか?
 
あまり荷物を持てない自転車旅なので、シンプルに「食って寝る」を重視した装備です。
 
最初は必要最小限の物だけ持って行って、あとは現地調達でいいと思います。
 
このシャー満太郎、心配性なのであれやこれや色々な物を持っていったのですが、使わない物が多くなり、ダンボールに積めて実家に送り返したことがあります。
 
実家の父と母はシャー満太郎からのお土産だと思いきや、汚ったねえキャンプ道具などのガラクタが出てきたのでビックリしたそうです。
 
迷惑かけっぱなしマイライフです。
 
 
 
そんな話はさておき、今回のお話はここまでになります。
 
次は「衣類・小物編」です。
 
次回もどうぞ、おたのしみに。
 

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自転車旅の前にこんな準備したらいいよって話 第1話「自転車装備編」

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こんつは! シャー満太郎です。
 
さて、このシャー満太郎、十数年前になりますが、北海道を自転車で3ヶ月間旅したことがあります。
 
そんなシャー満太郎が、旅の出発前にこんな準備をしたらいいよっていうお話をしますね。
 
今回は自転車の装備です。
 
 
 

サイドバック

 
長期の旅にはサイドバックは必着ですね。
 
もちろん装着の目的は積載容量のアップです。
 
しかし、それ以外にもいいことがあります。
 
まず、サイドバック装着用のキャリアが、荷台になるので大きなバックを載せられて、サイドバックの分、横に広がったので大きなバックでも安定します。
 
それにサイドバックはパッキング状態でも、ササッと荷物を取り出せるのがいいですね。
 
そんな利点の多いサイドバック、じゃあシャー満太郎が実際に装着したもの何かというと、アウトドアメーカーのモンベルのサイドバックでした。
 
これですね↓

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カメラのフラッシュに反応し、ピカッと光っているのがサイドバックです。
 
モンベルって山登りやキャンプのイメージが強いですが、ウェアから小物まで自転車グッツが数多くあるんですよね。
 
じゃあ何でモンベルにしたかというと、シンプルなデザインがいいのと、シャー満太郎が好きな青色だったから!
 
このシャー満太郎、カッコから入る性分なので実用性とかあまり考えてませんね。
 
それに有名なメーカーなので、まあ信頼していいんじゃないってな具合です(すんません、本当に適当な性格なんです)。
 
ちなみにこのシャー満太郎、シンプルデザインのモンベルが大好きで、普段着のシャツは全てモンベル、お出かけ用のショルダーバックもモンベルで、モンベル好きを全身でアピールしております。
 
さて、サイドバックを取り付けるには、取り付け用のキャリアが必要になりますね。
 
キャリアを着けると上面に荷物が置けるのがいいですね。
 
しかしこのキャリアなんですが、ひとつ注意が必要です。
 
シャー満太郎の自転車はマウンテンバイクだったんですが、前輪にサスペンションが着いてたんですね。
 
そして、このサスペンションの膨らみがキャリアを着ける際に邪魔で邪魔でなかなか取り付けられませんでした。
 
最終的には汗ビッショリかきながら、キャリアをひん曲げて着けた記憶があります。
 
キャリア購入の際は、自分の自転車に合うか確認したほうかいいですね。
 
それと最後にサイドバックは前後4つ取り付けましょう。
 
何故かというと、後輪だけだと自転車の後方だけに重量が掛かってしまい、自転車に負担がかかり壊れやすくなってしまいます。
 
乗車する本人の重量も後輪に掛かりますから。
 
なのでシャー満太郎は水とかテントとか重いものをあえて前輪にパッキングしていました。
 
でも結果、宗谷岬に到着するころにはスポークがポキポキ折れ、キャリアは割れて後輪の車軸がボッキリ折れちゃいましたね。
 
 
 

エンドバー

 
エンドバーとはハンドルの両端に縦に着けるグリップのことです。
 
闘牛のツノみたいになりますね。
 
このバーを着けると、自転車漕ぐのがとても楽になります。
 
人間ってのは歩く時や走るとき、握った手を縦にしますよね。親指を上側にして。
 
その状態が人間にとって一番自然なスタイルなんですが、マウンテンバイクはハンドルが横向きでなので、手を横向きにして握らなくてはならないんです。
 
平坦な道ならこれでもいいですが、坂道になると力が入りません。
 
足だけて漕いでいる感じです。
 
しかし、このエンドバーを握って登ると、まるで坂道を走っているかのように動けてるのですよ。
 
イメージ的には漕ぐ足と逆の腕をぐぐっと伸ばし、同時に漕ぐ足もぐりりと伸ばすという、全身をひねり伸ばすって感じっていうか、えっと輪島光一のカエル飛びパンチの形をですね、イメージしてですね・・・。
 
まあ、全身を使うんですね!
 
あと平坦な道でも、エンドバーをたまに握ると腕が楽になりますよ。
 
 
 

距離メーター

 
距離メーターとは車軸の回転をセンサーで計り、自分の走った距離や現在のスピードを計測してくれる機器のことですね。
 
大きさはちょっと腕時計程度でハンドルに装着してました。
 
これです↓

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右側の白いのが距離メーターです。
 
ちなみに「総走行距離2300キロだ! バンザーイ!」って写真ですね。
 
サイクルコンピューターとも言いまして、シャー満太郎が付けていたのはキャットアイというメーカーの距離メーターでした。
 
現在のスピード、MAXスピード、総走行距離など計れます。
 
あと時計機能もついてるので、たいがい時計表示にしてました。
 
チラッと下見れば時間がわかるので便利です。
 
あとは下り坂でメーターを見て
 
「おお、今までで一番早いスピードだぜ! うほーい!」
 
とか歓喜したり。
 
1日の終わりには、本日の移動距離を日記に記録して
 
(おお! 今までで一番長い距離走ったな、ウフフ)
 
なんて思いながらテント中でひとり気持ち悪く微笑んでました。
 
それに、やっぱり旅の総走行距離って知りたいですよね。
 
ちなみにシャー満太郎の総走行距離は4220キロで、日本縦断(北海道・宗谷岬~鹿児島・佐多岬)の距離が約3000キロなので、ずいぶんと走ったもんだなぁと感心しました。
 
そんな旅の記録のために距離メーターおすすめです。
 
 
 

バックミラー

 
ハンドルの右側にバックミラーも付けてました。
 
これは安全のために付けたほうがいいですね。
 
道路の端を走っている分には問題ないですが、路駐の車をよけるときなど、ちょっと道路のセンター側に入るとき、後方の車が来ていないか確認が必要です。
 
シャー満太郎は旅の途中から付けましたが、それまで首を曲げて後方を確認してました。
 
これがかなり首をグリっと回さなくてはならず、結構な運動なんです。
 
しかも首を回しているときは前方が見れないので危険なんですね。
 
このバックミラーを付けてからは首を動かす運動がなくなったので、だいぶ楽になりました。
 
それとまだミラーが無かったとき、トンネルを走行中に後ろからものすごい音の車が迫ってくるので、戦車でも来るのかとブルブル震えていたら軽自動車でした。
 
音が反響してもの凄い音のなってたんです。
 
そんな心配もミラーがあれば解決ですね。
 
 
 

ロードタイヤ

 
このシャー満太郎、自慢じゃないですが自転車に関してはズブズブの素人なもんで、旅の当初はオフロードタイプの表面デコボコタイヤで走ってたんですよ。
 
そうしたら旅の途中で元自転車乗りの人に
 
「そのオフロードタイヤじゃ、路面との抵抗が大きくなって疲れちゃうよ」
 
って教えていただきまして、そりゃそうだってことで自転車屋に駆け込みロードタイヤに変更しました。
 
ロードタイヤにしたら、自転車の走りが雲泥の差です!
 
今まではズルズルとナメクジのように走ってたのに対し、交換後は水の上を走るアメンボです。
 
例えがあまりにも下手ですが、要はスーっと走るんですね。
 
惰性で走る距離も長くなりました。
 
もしタイヤがオフロードタイプなら、旅の前にロードタイヤに交換ですね。
 
 
 

パンク防テープ

 
これはかなり役に立ちました。
 
要はタイヤの裏に鉄よりも強いと言われる繊維「ケプラー」をぐるっと張り付け、タイヤ内側にあるチューブを保護するんですね。
 
旅の間ずっと張ってたんですが、なんと3ヶ月の旅中にパンク無しです!
 
これには驚きですね。
 
自転車旅ではパンクというアクシデントは宿命のようなものだと思っていたのですが、まさかのノーパンクです。
 
なのでパンクの直し方分かりません(笑)。
 
長期の旅には絶対的にオススメです!
 
 
 

ケツが痛くならないサドル

 
チャリダーの悩みのひとつにケツの痛みがあります。
 
上半身の体重を全てひとつのケツで支え、なおかつ足を交互に動かすので、こすれと押される動きを繰り返し与えられ、一番酷使する部分ではないでしょか。
 
そのケツのダメージを少しでも和らげるため、サドルをゲル入りタイプに変えました。
 
またこのゲル入りサドルはVの形になっていて、交互に代わるがわるケツかかる加重に合わせ、上下に動くようになってます。
 
このサドルでケツのダメージは緩和されたのですが、それでも旅の序盤は痛くてずっと中腰で走る日々が何日か続きました。
 
しかし、1週間もするとケツが強化されたのかその痛みも無くなり、旅を続けることができました。
 
旅で会った元自転車乗りの人は、革のサドルが一番だと言ってました。
 
最初はもの凄く痛いですが、乗るにつれ自分のケツの形になり、痛くなくってもう手放せなくなるとのことです。
 
まあ、たぶん最初は何でも痛いのです。
 
ケツが強化されるまでガマンですね。
 
 
 

ライトとベル

 

今回の自転車旅では夜暗くなるまで走ることが多々ありました。
 
そんなときのためにライトが必要ですね。
 
それに夜ライトを点けないで走ると、無灯火で警察に捕まります。
 
そしてライトは夜道を照らすためだけでなく、自分の存在を回りに知らせる役目があるんですね。
 
なので後輪にも後ろ向きに赤い点滅ライトを付けてました。
 
後ろから来る車に知らせるためですね。
 
ライトは前後に付けましょう。
 
そしてベルは前にいる歩行者に自分の存在を知らせ、道を譲ってもらうためです。
 
が、まったく使いませんでした!
 
だって道を譲ってもらうのにベルをチリンチリン鳴らすって、どうも失礼な感じがするんです・・・。
 
なのでシャー満太郎は
 
「す、すんませーん!」
 
と勇気を振り絞り声をかけて、通してもらったら
 
「あ、ありがとござまーす!」
 
とお礼のあいさつをして通ってました。
 
やっぱり声をかけたほうが、お互い気持ちいいですよね。
 
じゃあ、ベルいらないじゃんって話ですが、ベルはですね・・・自転車を乗りながら奏でる楽器なんですね!
 
チリンチリン、チリンチリン鳴らしながら歌を歌い、ひとりの寂しさを紛らわす大事なお友達なんです!
 
 
 
はい、話が変な方向になってきたので「自転車装備編」ここまでです。
 
ご参考になりましたでしょうか?
 
次は第2話「キャンプ道具編」です。
 
それでは、次回もお楽しみに。
 
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北海道を自転車で旅した男の一日は、こんなんだよって話 最終話「夕食~就寝編」

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こんつは! シャー満太郎です。
 
さて、このシャー満太郎、十数年前になりますが、北海道を自転車で3ヶ月間旅したことがあります。
 
今回は前回の「移動編」に引きつづき、最終話「夕食~就寝編」です。
 
ちなみに前回、前々回の話はこちら↓
 
 
さて、無事にキャンプ場に着いたシャー満太郎ですが、着いた着いたとゆっくりもしていりれません。
 
やることが、たくさんあります。
 
まず、キャンプする場所は、出来るだけ水場(流し)の近くで、テーブルとイスがあったらもう最高ですね。
 
余談ですが、避けたいのはトイレの近くです。
 
すぐに用をたせて良いじゃないって思いますが、夜中にトイレに向かう人の足音などが結構気になるんです。
 
トイレの前は避けましょう。
 
 
 

キャンプ準備

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さて、キャンプする場所も決まったら、荷物を自転車から下ろし、テントを張ります。
 
1日の宿泊の場合、ペグ(テントを地面と固定する杭)は打ちませんね。面倒ですから。
 
テントに荷物を入れれば、相当な強風じゃないかぎり、飛ばされません。
 
2日以上泊まるときはペグを打ちます。
 
ペグを打つとテントがグッと引っ張られ、居住スペースが広がりますからね。
 
テントを張ったら、テント内の床に夜露対策のブルーシートを敷き、荷物をテントに入れます。
 
続いて寝袋を引き、未使用の衣類袋を枕代わりに置けば終了です。
 
 
それと忘れてならないのが自転車の盗難対策です。
 
自転車盗まれたら最後、大量の荷物を背負い徒歩で旅をするしかありません!
 
それではシャー満太郎が実施していた対策です。
 
自転車の後輪とテントのペグを通す輪っかに、長めの盗難防止ワイヤでつなぐだけです。
 
簡単ですね。
 
自転車を盗むともれなく、シャー満太郎がグウグウ寝てるテントがおまけで付いてくることになります。
 
まあ自転車を持ち上げた瞬間、テントが動いて起きますね。
 
でも、いま書いていて気づいたんですが、テントの輪っかをハサミでチョキンと切られたら終わりでしたね。
 
ああ、盗まれなくてよかった!
 
 
 

夕食

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次に夕食の準備です。
 
と、その前にやることがもうひとつ。
 
それは蚊の対策です。
 
北海道の蚊は都会の蚊と違い、滅多に血を吸える動物に出会えないためか、超やる気満々で、テントの中に居ても、テントの外から布地を破らんか如く、ブチブチ刺してきます。
 
また、なぜかテントをみっちり閉めても5~6匹はテント内に侵入し、真夜中のバトルです。
 
やはり、テントの布地を突き破って来るのでしょうか? 不思議ですね。
 
そんな蚊に刺されないための対策として、テント内を蚊取り線香であぶります。
 
これは、旅の途中で会った旅人に教えてもらった方法で、テント内を蚊取り線香であぶると、テント内の蚊が撃退出来るのはもちろん、テントの布地に蚊取り線香成分が染み込み、蚊が寄り付かなくなるとのことで一石二鳥なんです。
 
実際の方法としては、蚊取り線香を小指ぐらいの長さに折り、それをテント内で専用皿の上であぶればOK。
 
時間は5~10分間ぐらいです。
 
このときテントの入口や窓はしっかり閉めておきましょう。
 
夕食の調理中に、テント内をしっかりとあぶります。
 
 
 
さて、いよいよ夕食の調理です。
 
まずはご米を飯ごうで炊きます。
 
飯ごうには内ぶたがあって、このふたにお米をすり切りいっぱい入れると、ちょうど2合になります。
 
晩飯はご飯2合ペロリ食べちゃうので、ちょうどいいですね。
 
米を研いだら水をお米の2倍、内ぶた2杯分入れます。
 
ちょっと水の量が多いいと思いますが、水分不足でお米の芯が残って食べられなくなるのが嫌なので、多少ベチャっとしてても食べられないよりかいいですね。
 
それに量も増えます。
 
ご飯はガスバーナーで炊きます。
 
ちなみに飯ごうの内ぶたを付けたまま炊きます。
 
付けたままにすることで、圧力が増すんですね。
 
沸騰するまで強火、そして吹きこぼれてきたら弱火にして、せんべいの臭いがしたら火を止め蒸らします。
 
ご飯を蒸らしている間に、おかずを作ります。
 
たいがいが野菜炒めでして、飯ごうの外ぶたをフライパン代わりにします。
 
野菜に肉を入れて炒めますが、肉はその日の気分で豚肉やミートボール、白もつなんかを入れてました。
 
その肉と野菜を大量のバターで炒めます。
 
このバター、チューブ入りのを使用してましたが、大変使い勝手が良いです。
 
炒め物の油として使えますし、塩分とバターの風味もあるので味付けにももってこい。
 
それに大量のカロリーを欲している身には、体に染み渡るおいしさです。
 
またチューブ式なので、運搬中も熱で溶けたとしても外には漏れないので安心です。
 
その肉野菜バター炒めに正油を少々かけ、定番の主菜が完成しました。
 
そして副菜は自家製のお新香です。
 
このお新香は旅の途中で会った旅人に教えてもらったんですが、タッパに白菜とタカノツメを入れて、何日かするとお新香になります。
 
ほどよく発酵し、すっぱくて美味しいです。
 
これに発泡酒500ミリリットルが加わり、夕食の完成です。
 
そんな夕食をラジオを聞きながら平らげます。
 
まだスマホが無い時代だったので、旅でのエンターテイメントはラジオでした。
 
その頃はケミストリーの「Point of No Return」がラジオからよく流れていて、今でもこの曲を聞くと、この旅を思い出しますね。
 
 
 

就寝

 

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夕食が終わったら、テントに潜り寝る準備です。
 
寝る前にやることがあります。
 
それは日記と旅の家計簿をつけることです。
 
別にしなくても旅はできますが、せっかくの旅なので記録としてつけてました。
 
この日記と家計簿は旅の写真とともに大事な宝物ですね。

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毎日つけていた日記と家計簿
さて、あとは寝るだけです。
 
眠くなるまでは大抵、地図を見て明日のルートを考えたり、地図本の最後に掲載されているご当地グルメカタログを見てウットリしたりして過ごします。
 
そして、いつの間にか寝てしまいます。
 
 
 
これで、旅の一日が終わりました。
 
みなさん、どうだったでしょうか?
 
自転車の旅は単純なんですね。
 
起きて食って走ってまた食って寝る。
 
距離を走れないので、観光もそこそこです。
 
しかしその単純な旅に、小さな楽しみを取り入れ、思い出多き旅になりました。
 
ほとんどか旅で出会った旅人に教わったことですが。
 
この記事が、これから自転車旅をする人の参考に、少しでもなれれば幸いでございます。
  
 
 ちなみにこの旅で、シャー満太郎の体重は80キロから65キロに減少しました!
 
シュッとかっこよくなり、人生最大のモテ期が到来します。
 
しかしその十数年後の現在、体重は90キロを超えてモテ期ならぬボテ期到来です。
 
はい! ほのかにオチがついたところで、おしまい。
 
 
 
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北海道を自転車で旅した男の一日は、こんなんだよって話 第2話「移動編」

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こんつは! シャー満太郎です。
 
さて、このシャー満太郎、十数年前になりますが、北海道を自転車で3ヶ月間旅したことがあります。
 
今回は前回の「起床~出発編」に引きつづき、「移動編」です。
 
ちなみに前回はこちらです↓
 
 
 

出発

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いよいよキャンプ場を颯爽と出発し、きょう一日の始まりです。
 
北海道の草原を眺めつつ、若葉の匂いを嗅ぎ、小鳥のさえずりを聞きながら、軽快に走る。
 
音の出ない自転車の旅ならではですね。
 
さて、そんな軽快に走っていたシャー満太郎ですが、キャンプ場を出て2時間もすると腹が減ります。
 
早くも燃料切れですね。
 
10時の間食です。
 
大抵は北海道のご当地コンビニ「セイコーマート」にて買い物をします。
 
買うものはだいたい決まっていて、まずは北海道のご当地飲料「カツゲン」、そして「ビックコロッケパン」です。
 
このカツゲンは発酵乳系の飲み物で、味はカルピスやヤクルトに似た感じ。
 
とにかく甘いです!
 
このカツゲン、漢字で書くと活力の源「活源」となるそうで、まさに自転車を漕いでいたシャー満太郎のエナジードリンク、活力の源でした。
 
500ミリリットルのパックにストローを2本差し吸引力を倍増して、パックが潰れる勢いでゴンゴン飲みます。
 
さて、もうひとつのコロッケパンを選択した理由は、単純に重いからです。
重い=質量がある=腹持ちがいい、という具合ですね。
 
さて、10時の間食も終わり再び出発になります。
 
 

峠道はマイルール縛りで

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順調に走っていたシャー満太郎ですが、前方に峠道が見えてきました。
 
朝に地図で確認していたので、うろたえません。
 
なんて嘘です、胃がきゅっと縮み上がり、ユウウツな気分です。
 
ちなみに坂を昇るときのマイルールがありまして、どんなに苦しくても自転車を押して歩きません。
 
「歩く」即ちそれは徒歩の旅であり、「自転車乗り」の旅に有らず、ということですね。
 
なんて、偉そうに言ってますが、旅の途中で出会った自転車乗りの受け売りです。
 
なので「ゼイゼイハアハア、あともう少し、あの電柱まで、ハアハア、もうダメ」なんて言いながら坂を漕ぎつづけ、限界が来るとバタッと倒れ休憩です。
 
漕いだら休み、休んだら漕ぐのを繰り返します。
 
そしてついに坂の頂上に到着! 次の瞬間、昇天! 
 
坂道が下り始めたときの解放感、自転車乗りのしか味わえないこのエク、エク、エクスタシ~!
 
ちょっと変な文章になってきたので、ここら辺で止めておきます。
 
 
 

お昼ご飯

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お昼ご飯は、ルートの近くにご当地グルメがあれば、ご当地グルメを食べ、無ければセイコーマートで「でかまる」系のカップラーメンとお弁当、もしくはパンを食べます。
 
ご飯はたいていセイコーマートの駐車場で食べます。
 
駐車場の真ん中にドカンと座り食べていると迷惑なので、端っこの目立たないところで。
 
車止めが座るには丁度いい高さなんですよね。
 
それにコンクリートがポカポカ暖かく、酷使したケツをほぐしてくれます。
 
お昼中はスマホが無い時代なので、ツーリングマップルの地図を穴が開くほど眺めでました。
 
先のルートを見て、時間的に今日着くのかとか、違うルートのほうが面白そうだとか、あとは最後のページに載っているご当地グルメカタログを見てウットリしたりして、いだいたい一時間半ぐらい、たっぷり休憩を取ります。
 
 
 

スタンプが生きる証

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さて、午後の走りです。
 
ルート近くに観光スポットがあれば、必ず寄ります。博物館なんて最高ですね。涼しいから。
 
しかしルートから1キロ以上離れていたら行きません。往復2キロと考えるとユウウツです。
 
途中、坂道があるかもしれませんし。
 
でも、多少無理してでも行くスポットがあります。
 
それは道の駅です! 
 
なぜかと言うと、夏に開催する「道の駅スタンプラリー」に参加していたからですね。
 
北海道の道の駅を巡り、専用の冊子にスタンプを押して、そのスタンプの数によって北海道の名産品がもらえるイベントなんですが、このシャー満太郎、夢中でした。
 
上の写真が実際に使用してたスタンプラリーの冊子です。
 
とくに名産品が欲しい! ってわけではなく、単純に道の駅オリジナルのスタンプが貯まるのがうれしいんですね。
 
「ほーここのスタンプは凝ってるなあ」とか「このスタンプかわいい!」とか評価したりして。
 
下の写真が実際に押したスタンプです。

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 可愛いスタンプもあれば、リアルで精工なスタンプもあります。
 
とある道の駅では閉店後に着いてしまい、スタンプが押せず、悔しくてその道の駅の芝生スペースに宿泊。
 
翌日、開店と同時にスタンプを押すという執念深さでした。
 
今思うに、あの頃のシャー満太郎は、スタンプを押すことが、生きている証だったのかもしれません。
 
 
 

おやつタイム

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そんな大好きな道の駅で、ペッタンペッタンしたり、観光地などを廻りつつ走っていると、もう15時のおやつタイムです。
 
おやつはみんな大好きヤマザキのコッペパンシリーズで決まりですね。
 
あの酸味に効いたイチゴジャムや濃厚なピーナッツバター、優しい甘さのつぶあんに、こってりとしたマーガリンが絡まり最高のハーモーニを紡ぎだします。
 
少し塩っけの効いたコッペパンが、さらに甘さを増幅させ、自転車乗りには最高のおやつと言っても過言ではありません。
 
それに安い!
 
そして、さらに甘々なご当地飲料「カツゲン」で流し込む幸せ。
 
体から流れる汗も甘くなったようで、ハチやらアブやらが大量に飛んで来そうですね。
 
そんな幸せな時間を過ごしたら、いよいよ本日も終盤、宿泊地に向けひた走ります。
 

自転車乗りのお風呂事情

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ここで余談ですが、自転車旅のお風呂はどうしているかというと。
 
名湯などの温泉は観光スポットとして立ち寄りますが、通常は宿泊地の近くに入浴施設があるときのみ、お風呂に入ります。
 
なぜかと言うと、一旦入浴施設に入ると2時間は出ません。
 
せっかくなんで、ものすごくのんびりしてしまうんですね。
 
それに風呂に入るとグッタリして、何もする気が起きなくなるんですよ。
 
なので、お風呂に入ったらすぐに飯食って寝たいので、宿泊地の近くで入ります。
 
しかし宿泊地の近くに入浴施設があるという、都合のいい条件が毎日あるわけではないので、平均してお風呂に入るのは三日に一度のくらいでした。
 
このシャー満太郎、最高で七日間、風呂に入らなかったことがあります。
 
それぐらになると、匂いとか、かゆみとか分からなくなりますね。
 
なんか風呂に入らない自分が、強くなったような感覚すら覚えましたね。
 
周りからしたらいい迷惑です。
 
慣れって怖いですね。
 
 さて、また余談で申し訳ないのですが、お風呂ついでに衣類事情。
 
衣類は入浴施設に入ったときと、雨などでびしょ濡れになったとき以外は着替えません。
 
いくら汗かいても乾けばOK、着つづけます。
 
なぜかと言うと、めんどくさいから! 洗濯なんて! 時間かかるし!
 
最高で七日間、風呂に入らなかったときは、もちろんずっと同じ服です。
 
七日も着てると、もうシャツとかが皮膚と同化します。
 
ペッタリとくっついてしまいます。
 
皮膚の伸び縮みに合わせ、シャツも伸び縮みしますね。
 
もう第2の皮膚です。
 
体の一部なので、ぬぎたくない! って思ってしまいます。
 
慣れって怖いですね。
 
 
 

買い出し 

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さて、宿泊地到着前にもうひと仕事、晩飯の買い出しです。
 
できるだけ軽くして走りたいので、晩の食料はその日の夕方に買います。
 
だいたいがスーパーや、ご当地コンビニのセイコーマートですね。
 
セイコーマートは生鮮食品も売っているので、大変助かります。
 
買った食料は後輪のサイドバックに入れます。
 
サイドバックはパッキングを取り外すことなく、バックの蓋を開けサッと品物を入れられるので便利ですね。
 
 
 

宿泊地に到着

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いよいよ今日の宿泊地であるキャンプ場に到着です。
 
到着する時刻は、キャンプ場かライダーハウスなどの宿泊施設によって変わります。
 
キャンプの場合、宿泊の準備をする必要があるので、明るいうちに。
 
だいたい16時ぐらいまでには着きたいですね。
 
ライダーハウスなどの宿泊施設は、宿泊の準備がいらないので暗くなってもからでもOKです。
 
暗くなってもOKということは、長い時間走れる=距離を稼げる、ということです。
 
なので、よし! 明日は頑張るぞ!ってときは、本当にありがたい存在です。
 
今日もよく食った、いやよく走った一日でした。
 
それでは次回、最終話「夕食~就寝編」につづきます。

 

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北海道を自転車で旅する男の一日は、こんなんだよって話 第1話「起床~出発編」

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こんつは! シャー満太郎です。
 
さて、このシャー満太郎、十数年前になりますが、北海道を自転車で3ヶ月間旅したことがあります。
 
今回はその自転車旅の一日がどんなものだったかをお伝えしますね。
 
設定はシンプルにキャンプ場出発し、次なるキャンプ場へ向かいます。
 
 

起床

 

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朝は尿意で起こされます。
 
携帯の目覚ましはかけてますが、まず尿意です。
 
それがだいたい6時ぐらいですね。
 
そして、おしっこをするかこのまま寝るか10分ぐらい考え、漏れそうってぐらいになってテントから這い出ます。
 
 
 

朝食

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用を足しテントに戻ってポリタンの水をゴクゴク飲み、朝食の準備に取りかかります。
 
ガスコンロで湯を沸かしてコッヘル(フライパン型の小さなコップ)に、即席のコーンスープを入れてお湯をそそぎ、まずはスープの完成。
 
あとはバックから食パンとチーズを取り出し、朝食の完成です。
 
まずは食パンちぎってコーンスープに浸して食ます。
 
そして時折、暑さでハンペンみたいにフニャフニャになったチーズを食べます。
 
通常、6枚切りの食パンを2枚、調子が良いと3枚食べました。
 
超シンプルですが、朝はほぼこのメニューです。
 
しかしまったく飽きませんでしたね。
 
そういう性格なのか単純におなかがすいているのか、毎日ウマいなぁと思いながら食べてました。
 
 
 

片付け

 

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朝食が終わると道具の片付け作業です。
 
とにかくテント内の荷物を外に出します。
 
次に中が空になったテントをひっくり返し、テントの底面を朝日に当て乾かします。
 
テントは晴れの日でもひと晩張ると夜露で底面がベチョベチョです。
 
なので乾かす必要があります。
 
それと夜露対策として、テントの内側の床にブルーシートを引いてました。
 
このシートも乾かします。
 
乾かしている間に食器を洗い、キャンプ道具などをバックに積め込みます。
 
次に乾いたテントとブルーシートを畳み、片付け終了。
 
 
 

荷造り

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道具類の片付けが終わると、次は自転車に荷物を積み込みます。
 
自転車の前輪に2つ、後輪に2つ合計4つのサイドバックが付いてます。
 
前輪の2つのサイドバックには、それぞれ2リットルの水が入ったポリタンクを入れます。
 
それと、サドルの下に500ミリリットル水が入ったペットボトルを取り付け、合計で4.5リットル水を常備します。
 
ちょっと多いいかとお思いますが、汗だくだくで走る自転車旅なので、一度の休憩で500ミリリットルぐらいは一気飲みしちゃいますね。
 
なので、これぐらい持たないと不安で走れません。
 
自転車旅は水が命です。
 
次に未使用の衣類とタオルを、後輪のサイドバックに入れます。
 
未使用の衣類とタオルをサイドバックに入れる理由は、温泉などの入浴施設に入るとき、すぐに取り出せるからですね。
 
雨が降ったらすぐに取り出したいカッパも後輪のサイドバックに入ってます。
 
そして、この後輪のサイドバックには少し空きを持たせてあります。
 
なぜかと言うと、夕方に買う晩飯の食料を入れるためですね。
 
後輪もそうですが、前輪のにも上部がフラットな荷台が取り付けてあり、そこにテントをゴムヒモで取り付けます。
 
そしてキャンプ道具や米などの食料、使用済みの衣類などが入るバックを、後輪上の荷台にゴムヒモでくくり付けます。
 
そして財布や携帯、メモ帳、カメラなどの貴重品をウエストバックに入れ、腰に巻いたら荷造りの完成です。
 
そして下の写真が荷造りした写真です。
 

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ちなみに自転車はジャイアントの3万円ぐらいの安いやつです(名前は忘れました)。 
 
意識的に前輪を重くしています。
 
なぜかと言うと、人が自転車に乗ると後輪に過重がかかるので、バランスを取るためですね。
 
余談ですが、荷物は日にちが経つにつれ、ドンドン増えました。
 
これは筋力が増えるにつれ、走るのに余裕が出て生活雑貨やら食料やらをたくさん買い込み、生活環境を改善しようとするからですね。
 
もう人の性ですね、しょうがありません。
 
旅の中盤からなぜか、自家製のおしんこなんか作って持ち運んでましたから。
 
そうすると宗谷岬に着く頃には、自転車の耐久度が限界を超えまして、スポークはポキポキ折れ、荷台も割れて最終的には車軸がボッキリ折れました。
 
何事もほどほどが大事ですね。
 

出発のその前に

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いよいよ出発ですが、その前に地図を見てルートの確認です。
 
だいだいのルートは昨晩に地図を眺めて決めまてましたが、ここでしかっり確認します。
 
地図本は昭文社発行のツーリングマップルです。
 
この地図本は旅するライダーのための地図本で、観光地や宿泊施設、ご当地グルメのお店、道の駅、コンビニなど情報が地図上に載ってます。
 
バイクで走っていて気持ちいい道や絶景の道などが載っているのも特徴ですね。
 
まだスマホが無く、簡単に情報が調べられない時代だったので大変重宝しました。
 
それではこの地図本をぺらりめくり、まずは今晩の宿泊地を確認。
 
1日に走る距離はだいたい80キロから100キロぐらいで、その辺にあるライダーハウスかキャンプ場に泊まります。
 
その間のルート周辺に、ご当地グルメや観光地があれば寄る感じになります。
 
そして、大事なのがルート上の「等高線」です。
 
等高線とは地図上に書かれた線のことで、地面の高さを示します。何メートルごとに線が引かれているのか知りませんが(超適当!)、線と線の距離が長いと緩やかな傾斜、短いと急な傾斜になり、要は今日走る道に緩やかな坂があるのか急な坂があるのかが解る訳です。
 
「ああ嫌だな、今日は急な坂が何個もあるよ、トホホ」
 
など嘆きつつ心構えが出来るわけですね。
 
なお、地図上のクネクネした道も悶絶です!
ガッツリ峠道だからです!
   
ルートが決まったら地図本をすぐに取り出せるよう、後輪のバックをくくり付けたゴムヒモに引っかけ、いよいよ出発します。
 
ここまでで、起床から約2時間ぐらいですね。
 
8時ぐらにキャンプ場から出発です。
 
今回はこれぐらいで、次は第2話の「移動編」へ続きます。
 

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体重80キロのピザボーイが、北海道を自転車で旅したら、こんな変化があったよって話

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こんつは! シャー満太郎です。
 
さて、シャー満太郎が好きなことをひたすら書くブログ。
第1回目は「自転車旅」です。
 
このシャー満太郎、ピザが三度の飯より好きなんですが約10数年前のこと、毎日仕事もしないでピザばかり食って、ひたすらケーブルテレビ見て過ごした時期があったんですよ。
 
そんなことしていたら見事に体重80キロに到達したんですね。
 
こりゃいかん! 人生を無駄にしている! ということで一念発起、自転車買って旅に出たんです。
 
目標は日本一周だったんですが北海道が楽しくて、北海道をウロチョロして3か月で旅は終わりました。
 
 自転車旅と言うと、山あり谷ありの道をはぁはぁヒイヒイ言いながら汗だくで走る、「旅」と言うより「修行」という感じがしますが、まったくその通りです。
 
足がもげるかと思いました。
 
そんな辛い辛い自転車旅ですがその反面、旅して良かったなあと思える変化が自分にありました。
 
今回はその変化をお伝えしますね。
 
 
 

体重が減る

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まあこれは何となく予想がついたと思うのですが、一日中自転車漕いでたらグングン体重が減ります。
 
でも、減りかたが尋常じゃないんですよね、なんせ一日8時間ぐらい漕いでますから。
 
ちょっと消費カロリーを計算してみたんですが、当初の体重80キロのシャー満太郎が8時間自転車を漕ぐと
 
80(体重)× 6.8(METs)× 8(時間)= 4352キロカロリー
 
自転車漕ぐだけで4352キロカロリーの消費ですよ!
 
 
これはご飯約18杯分に相当するカロリーで、確かにこのシャー満太郎、ピーク時にはおやつも入れて5食は食べてました。
 
成人男性の1日の消費カロリーがだいたい2000~2500キロカロリーですから、ゴンゴンやせますね。
 
 体重ですが、地元の横浜から北海道の函館まで2週間、約1000キロを自転車で漕ぎ、そこでドカンと10キロ減。
 
そして北海道を2か月半、約3000キロ走り5キロやせました。
ライダーハウスに5連泊したり、キャンプ場に1週間沈没したりと北海道では結構のんびりしてたのですが、5キロもやせましたね。
 
結果は3か月間で約4000キロを走り、80キロから15キロ減の65キロまで体重が減りました。
 
もうこんな太った体いや! やせて人生変えてみせる! って方は自転車旅がおすすめですね。
 
※消費カロリー計算は、栄養・代謝研究部|国立健康・栄養研究所「改訂版『身体活動のメッツ(METs)表』」を参考に計算しました。
 
 
 

友達がたくさんできる

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 これが一番の変化ですね、人生がガラッと変わりました。
 
旅をしていると、どこかに泊まらなきゃいけないわけですが、お金がもったいないので無料のキャンプ場とかライダーハウス(格安の雑魚寝宿)とかに泊まることになるんですね。
 
そうすると必然的に旅人に出会うんですよ。
 
休暇を取って長期の旅をしている人はもちろんですが、会社辞めてバイクで旅してますとか、フリーターで毎年北海道を旅してますとか、徒歩で日本一周中ですとか。
 
同じ旅人なんでお互い共感しちゃうんですね。
 
仲良くなって何日か遊んだり飲んだりしてると、このまま一合一会で終わらせたくない! って心理がお互いに働いて連絡先交換して、旅が終わったあとも会って遊んだり飲んだりするんです。
 
そんでその友達の友達と一緒に遊んだりして男女問わず友達がどんどん増えて、全国各地に友達グループみたいのが何個かできて、中には友達同士で結婚しちゃったりして、そんでもってその友達に子供ができたりして、年賀状送られてきたりして「○○の子供大きくなったなぁ」なんて迎える昼下がりの正月なんてことになります。
 
もともと自分はそんなに社交的ではなく、どちらかというと人見知りで引っ込み思案のシャイボーイで、旅をする前には地元に2、3人ぐらいしか友達がいませんでしたが、今では全国に友達がいます。
 
人生どうなるか分からないもんですね。
 
 
 

一生、自慢話に事欠かない

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これは人付き合いに役に立ちしたね。
 
ふつう、人の「すごいだろ俺」って自慢話、ちょっと嫌ですよね。
 
しかし「実は自分、北海道まで自転車で旅したことがありまして」って話すと「ええ! マジで!」って相手が自分の話に前のめりになるんですよ。
 
自転車で北海道まで!? 面白い話が聞けるぞ~これは、絶対聞けるぞ~! っていう期待度がガゼン高まるんですね。
 
3か月も旅していると、それはいろいろなエピソードがあります。
 
自転車で走っていたら、野犬3匹に追い回されて狩られそうになったとか。
 
お腹がユルユルで、しかたなく畑の真ん中にあった簡易トイレを拝借したら、地盤もユルユルでコマのようにグルグル回ってトイレごと倒れそうになったとか。
 
もうこういうネタがたくさんあるので話に困らないですね。
 
旅の話を知っている友人なんかは「こいつ北海道まで自転車で行ったんだぜ」なんて振ってくれたりしてくれます。
 
初対面の人でも旅の話するとぐっと距離が縮まって、大変助かってます。
 
 そんでいつか
 
「おじいちゃんはな昔、犬に食われそうになったんだぞ」
「ええ~おじいちゃん、しょぼーい」
「そうか、しょぼいか、なははははは」
 
なんて孫と話せたらいいですね。
 
 
 

自分が生きてきた世界が、いかに小さかったかを知る

 

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シャー満太郎は当初、この旅はキャンプしながらへこへこ走り、たまに観光して終わりぐらいのイメージでした。

 
しかし、実際旅をするとたくさんの人と出会うんですね。
 
そしてその人たちからイベントに誘われて参加したり、面白い宿を教えてもらったりして、世の中には面白いことがたくさんある! 人生捨てたもんじゃない! という思いに至りました。
 
中でも北海道の富良野のへそまつりと青森のねぶた祭りに参加したこと。
 
跳ねて跳ねて踊る日々。
 
本当に楽しくて、もう夢物語のような出来事でした。
 
今でも仕事とかで辛いことがあると
 
「俺は今、実に小さな世界で生きている、世の中これが全てではない、世の中はものすごく広大で自分の知らないことがまだまだたくさんある!」
 
と考え、いざとなったら今の小さな世界から飛び出してしまえ! と思えるようになりました。
 
もし、職場や学校で思い悩んでいる人がいたなら、スパッとそんな世界から抜け出してください、世の中は広いです、今いる世界が全てではありません!
 
 
 

いざとなったら北海道で暮らせばいいか、と思える

 

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先ほどの話とリンクしますが、人の人生とは真面目に仕事をして、家庭を持ち、家を建て、マイカーを持って週末は家族でサマーランド! っていうことだと思って生きてきたシャー満太郎ですが、北海道を旅してゴロっと考えが変わりました。
 
北海道を旅していると、いろいろな人に出会います。
 
安宿のライダーハウスに泊まりながらバイトして、金貯まったら今度はタイに行きまーすって人や、冬は真面目に働いてますが夏はずっと北海道で遊んでますって人、無料のキャンプ場で寝泊まりし、好きな釣りをずっとしている人など、とにかくフリーダムな人間ばかりでした。
 
なので、やりたいことやります、寝たいとき寝ます、遊びたいとき遊び、金なくなったらバイトしますって具合で、少子高齢化で年金が大変で円高でどうなっちゃうのよ日本は! なんてことが全く無縁の生活でうらやましくもありました。
 
そんなフリーダムな生活がなんでできるかというと、キャンプ場にアルバイト募集の張り紙が張ってあったり、ライダーハウスではアルバイトの紹介をしていたりと、旅人がバイトしながら旅し続ける文化が北海道にはあるんですね。
 
なので、とりあえず食うことには困らないのです。
 
それでもし、自分の生活がいろんなことで詰んでしまったら北海道に行けばいいや、ニンジン収穫や昆布干しのバイトで汗を流し、金が貯まったら旅をして気に入った場所があれば定住し、嫌になったらまた旅をすればいいじゃない。そんな人生もありかなって思えるようになったんです。
 
そう考えるだけでも気持ちが楽になりますね。
 
人生の逃げ道確保ということです。人間なにかあったとき八方塞がりが一番つらいですからね。
 
旅で知り合った北海道の友人から年賀状が届いたのですが
「まだ仕事なんかしているの? 仕事なんて辞めて早く北海道に来いよ!」
ってメッセージが書いてあって、半分冗談でしょうがうれしいですね。
 
皆さんもぜひ「人生の逃げ道」を確保してください。
 
 
 
以上、北海道を自転車旅してシャー満太郎が変化したことでした。
 
 
 
旅って本当に人とのふれあいってだと思います。
 
旅の思い出って風景とか何食べたとかではなく、一緒に遊んだ仲間の顔が一番最初に思い出されますね。
 
出会った数多くの人から多くのことを学び、生き方の考え方が少し変わりました。
 
北海道を3か月旅しただけでもこの変化です。
もっと広い海外を旅したらどうなるのでしょうか?
考えるだけでもワクワクが止まりません!
 
それでは今回はこれにて、おしまい。
 
 
 
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