自転車旅の前にこんな準備したらいいよって話 第2話「キャンプ道具編」
こんつは! シャー満太郎です。
さて、このシャー満太郎、十数年前になりますが、北海道を自転車で3ヶ月間旅したことがあります。
そんなシャー満太郎が旅の出発前にこんな準備をしたらいいよっていうお話をしますね。
今回は旅で使うキャンプ道具です。
距離を走れない自転車旅では、予定通り宿泊施設に着けないことが多々あります。
なのでキャンプ道具があると心強いですね。
テントが張れるちょっとしたスペースがあれば宿泊できますから。
それではシャー満太郎が、実際に使っていたキャンプ道具の紹介です。
テント
テントはダンロップのミノムシ型のテントを使ってました。
こちらですね↓
カッパが干してあったり生活感たっぷりの写真ですいませんが、一人用の小さなテントです。
たしか名称は「ツーリングテント」だったと思います。
このテントは本当に寝るだけのテントですね。
あぐらかいて座ると高さが無いので頭が天井についちゃいそうです。
その代わり超コンパクトで、一畳のスペースがあれば張れます。
そして小さく畳め、専用のバックに収納した状態で、だいたい猫ぐらいの大きさでしょうか。
相変わらず例えがいまいちですが、テントの前室(床面は無いが天幕で密閉でき、雨をしのげる小さな空間)が広く、テントの入り口に座りよく飯を作ってました。
それに丈夫ですね。
買ってから20年以上経ちますが、今でも使えますね。
シュラフ
シュラフは夏と秋に使えるポリエステル綿の安いのを使ってました。
正直、夏なのでシュラフは何でも良かったです。
毛布でも良かったかもしれませんね。
暑い日はお腹にペロッと掛けるだけですし。
しかし、北海道の旅にはシュラフは必需品ですよ。
何故かというと、雑魚寝の安宿であるライダーハウスには布団がないところが多いいからですね。
ホテルや旅館に泊まるなら別ですが、安く北海道を旅するならシュラフは必要です。
余談ですがこのシャー満太郎、旅の終わりごろになるとテント張るとか面倒になって、キャンプ道具をバックから出さず、人の作った飯を食い、人の張ったテントに潜りこんでグウグウ寝てました。
迷惑な話ですね。
しかしシュラフだけは人の物とはいかず、自分のを使ってました。
そんなときのためにも、シュラフは必需品ですね!
マットとブルーシート
テントを張ったら床にブルーシートと表面が銀色のウレタンマット、通称「銀マット」を敷きます。
ブルーシートは夜露と雨対策です。
晴れていても、地面から水分が蒸発して、朝にはテントの床はべちょべちょです。
なのでブルーシートで水分を遮断します。
銀マットは硬い地面との緩衝材ですね。
でもシャー満太郎の銀マットはペラペラの安い銀マットなので、地面のデコボコを吸収しきれなかったですね。
しかし、地面の冷気を遮断してくれるので、ペラペラでも敷いたほうがいいです。
夜の地面は本当に冷たいですからね。
バーナーとランタン
バーナーとランタン共にガスタイプそのを使ってました。
使っていたのはプリムスの小さいバーナーとランタンです。
ガスバーナーとランタンは収納時、非常にコンパクトになるので荷物の持てない自転車乗りには、うってつけだと思い持って行きました。
しかし旅をするにつれ、まずランタンを使わなくなりました。
正直言うと、ランタンって雰囲気じゃないですか!
こんなこと言うと全国ランタン愛好会、通称・全ラ会の人に怒られそうですが、面倒なんですよ! 正直!
そんな愛好会が日本にあるかは知りませんが、年に数回キャンプをするなら「キャンプしてるなあ俺、雑誌みたい」なんてその雰囲気にウットリしちゃいますが、クタクタでキャンプ場に着いて、ランタンにマントルをかぶして、ライターで燃やして、マントルが破らないようにそ~っとカバーかぶせて、なんてできますかって話ですよ、わかってください全ラ会のみなさん。
持って行ったお前が悪いんじゃねえかって話ですが、ヘッドライトがあれば十分でした。
そして残念なことに、プリムスのバーナーも使わなくなりました。
プリムスのバーナーがいけないのでは無く、問題はガスカートリッジです。
実はプリムスのガスカートリッジはキャンプ用品店やホームセンターじゃないと売ってないのですね。
なのでカートリッジのガスが無くなると、キャンプ用品店かホームセンターに行くしかなく、そういうお店って大きな町にしか無いんですよ。
このシャー満太郎、ガスが無くなり半べそきながら、1日かけて大きな町まで自転車を走らせ購入した記憶があります。
こんなことしながら旅を続けるのは、たまったもんじゃないです。
そこで、ガスコンロ用のガスカートリッジが使えるバーナーを買いました。
鍋などで使う、あのガスコンロのガスカートリッジですね。
このガスカートリッジ、スーパーはもちろんですがコンビニでも必ずと言っていいほど売ってるんですよ。
これはあくまでシャー満太郎の推測ですが、北海道の人はジンギスカンを主食のようにバクバク食べるじゃないですか、なのでどこでも売ってるんだと思いますね。
長期の旅する人にはこのガスカートリッジを使うのが常識のようで、旅人はだいたいこのタイプのバーナーでしたよ。
食器類
食器はシンプルに飯ごう、コッヘル、コップにスプーンとフォークでだけです。
シャー満太郎は当初、鍋とフライパン、それに食器がセットになったものも持っていきましたが、途中から使いませんでした。
ソロのキャンプではそんなに多くの料理を作らないからですね。
飯ごうでご飯を焚き、ご飯が出来たら飯ごうのフタで炒め物をして終わりですね。
コッヘルは味噌汁やスープなどの汁もの、コップは水飲んだり酒飲んだりするとき用です。
汁ものは飲まねえし、酒はラッパ飲みだ!っていう男気あふれる御仁もいるかもしれませんが、コッヘルとコップは必要ですよ!
なぜかというと複数の人数でキャンプすると、お料理とかお酒を恵んでもらえるんですね。
そんなとき「あ、こりゃどうも、ご相伴にあずかりやす」なんて言ってコッヘルやコップを差し出すわけです。
そのためにも必要なんですね、いやらしい話ですが。
このシャー満太郎、旅の終わりごろになると、人の作った飯ばかり食っていたので大変重宝しました。
まったく迷惑な話ですね。
さて、細かく言えば軍手やライター、折り畳みイスなんて物もありますが、ざっとキャンプ道具はこれぐらいです。
いかがでしょうか?
あまり荷物を持てない自転車旅なので、シンプルに「食って寝る」を重視した装備です。
最初は必要最小限の物だけ持って行って、あとは現地調達でいいと思います。
このシャー満太郎、心配性なのであれやこれや色々な物を持っていったのですが、使わない物が多くなり、ダンボールに積めて実家に送り返したことがあります。
実家の父と母はシャー満太郎からのお土産だと思いきや、汚ったねえキャンプ道具などのガラクタが出てきたのでビックリしたそうです。
迷惑かけっぱなしマイライフです。
そんな話はさておき、今回のお話はここまでになります。
次は「衣類・小物編」です。
次回もどうぞ、おたのしみに。