シャー満太郎のブログ

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北海道を自転車で旅する男の一日は、こんなんだよって話 第1話「起床~出発編」

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こんつは! シャー満太郎です。
 
さて、このシャー満太郎、十数年前になりますが、北海道を自転車で3ヶ月間旅したことがあります。
 
今回はその自転車旅の一日がどんなものだったかをお伝えしますね。
 
設定はシンプルにキャンプ場出発し、次なるキャンプ場へ向かいます。
 
 

起床

 

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朝は尿意で起こされます。
 
携帯の目覚ましはかけてますが、まず尿意です。
 
それがだいたい6時ぐらいですね。
 
そして、おしっこをするかこのまま寝るか10分ぐらい考え、漏れそうってぐらいになってテントから這い出ます。
 
 
 

朝食

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用を足しテントに戻ってポリタンの水をゴクゴク飲み、朝食の準備に取りかかります。
 
ガスコンロで湯を沸かしてコッヘル(フライパン型の小さなコップ)に、即席のコーンスープを入れてお湯をそそぎ、まずはスープの完成。
 
あとはバックから食パンとチーズを取り出し、朝食の完成です。
 
まずは食パンちぎってコーンスープに浸して食ます。
 
そして時折、暑さでハンペンみたいにフニャフニャになったチーズを食べます。
 
通常、6枚切りの食パンを2枚、調子が良いと3枚食べました。
 
超シンプルですが、朝はほぼこのメニューです。
 
しかしまったく飽きませんでしたね。
 
そういう性格なのか単純におなかがすいているのか、毎日ウマいなぁと思いながら食べてました。
 
 
 

片付け

 

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朝食が終わると道具の片付け作業です。
 
とにかくテント内の荷物を外に出します。
 
次に中が空になったテントをひっくり返し、テントの底面を朝日に当て乾かします。
 
テントは晴れの日でもひと晩張ると夜露で底面がベチョベチョです。
 
なので乾かす必要があります。
 
それと夜露対策として、テントの内側の床にブルーシートを引いてました。
 
このシートも乾かします。
 
乾かしている間に食器を洗い、キャンプ道具などをバックに積め込みます。
 
次に乾いたテントとブルーシートを畳み、片付け終了。
 
 
 

荷造り

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道具類の片付けが終わると、次は自転車に荷物を積み込みます。
 
自転車の前輪に2つ、後輪に2つ合計4つのサイドバックが付いてます。
 
前輪の2つのサイドバックには、それぞれ2リットルの水が入ったポリタンクを入れます。
 
それと、サドルの下に500ミリリットル水が入ったペットボトルを取り付け、合計で4.5リットル水を常備します。
 
ちょっと多いいかとお思いますが、汗だくだくで走る自転車旅なので、一度の休憩で500ミリリットルぐらいは一気飲みしちゃいますね。
 
なので、これぐらい持たないと不安で走れません。
 
自転車旅は水が命です。
 
次に未使用の衣類とタオルを、後輪のサイドバックに入れます。
 
未使用の衣類とタオルをサイドバックに入れる理由は、温泉などの入浴施設に入るとき、すぐに取り出せるからですね。
 
雨が降ったらすぐに取り出したいカッパも後輪のサイドバックに入ってます。
 
そして、この後輪のサイドバックには少し空きを持たせてあります。
 
なぜかと言うと、夕方に買う晩飯の食料を入れるためですね。
 
後輪もそうですが、前輪のにも上部がフラットな荷台が取り付けてあり、そこにテントをゴムヒモで取り付けます。
 
そしてキャンプ道具や米などの食料、使用済みの衣類などが入るバックを、後輪上の荷台にゴムヒモでくくり付けます。
 
そして財布や携帯、メモ帳、カメラなどの貴重品をウエストバックに入れ、腰に巻いたら荷造りの完成です。
 
そして下の写真が荷造りした写真です。
 

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ちなみに自転車はジャイアントの3万円ぐらいの安いやつです(名前は忘れました)。 
 
意識的に前輪を重くしています。
 
なぜかと言うと、人が自転車に乗ると後輪に過重がかかるので、バランスを取るためですね。
 
余談ですが、荷物は日にちが経つにつれ、ドンドン増えました。
 
これは筋力が増えるにつれ、走るのに余裕が出て生活雑貨やら食料やらをたくさん買い込み、生活環境を改善しようとするからですね。
 
もう人の性ですね、しょうがありません。
 
旅の中盤からなぜか、自家製のおしんこなんか作って持ち運んでましたから。
 
そうすると宗谷岬に着く頃には、自転車の耐久度が限界を超えまして、スポークはポキポキ折れ、荷台も割れて最終的には車軸がボッキリ折れました。
 
何事もほどほどが大事ですね。
 

出発のその前に

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いよいよ出発ですが、その前に地図を見てルートの確認です。
 
だいだいのルートは昨晩に地図を眺めて決めまてましたが、ここでしかっり確認します。
 
地図本は昭文社発行のツーリングマップルです。
 
この地図本は旅するライダーのための地図本で、観光地や宿泊施設、ご当地グルメのお店、道の駅、コンビニなど情報が地図上に載ってます。
 
バイクで走っていて気持ちいい道や絶景の道などが載っているのも特徴ですね。
 
まだスマホが無く、簡単に情報が調べられない時代だったので大変重宝しました。
 
それではこの地図本をぺらりめくり、まずは今晩の宿泊地を確認。
 
1日に走る距離はだいたい80キロから100キロぐらいで、その辺にあるライダーハウスかキャンプ場に泊まります。
 
その間のルート周辺に、ご当地グルメや観光地があれば寄る感じになります。
 
そして、大事なのがルート上の「等高線」です。
 
等高線とは地図上に書かれた線のことで、地面の高さを示します。何メートルごとに線が引かれているのか知りませんが(超適当!)、線と線の距離が長いと緩やかな傾斜、短いと急な傾斜になり、要は今日走る道に緩やかな坂があるのか急な坂があるのかが解る訳です。
 
「ああ嫌だな、今日は急な坂が何個もあるよ、トホホ」
 
など嘆きつつ心構えが出来るわけですね。
 
なお、地図上のクネクネした道も悶絶です!
ガッツリ峠道だからです!
   
ルートが決まったら地図本をすぐに取り出せるよう、後輪のバックをくくり付けたゴムヒモに引っかけ、いよいよ出発します。
 
ここまでで、起床から約2時間ぐらいですね。
 
8時ぐらにキャンプ場から出発です。
 
今回はこれぐらいで、次は第2話の「移動編」へ続きます。
 

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