シャー満太郎のブログ

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【タイのこと】タイは徴兵制ですよって話


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こんつは! シャー満太郎です。
 
実はシャー満太郎には、息子が居るんですね。
 
まだ1歳にも満たないベイビーで、タイ人の嫁っことの間に生まれました。
 
それで国籍を、日本とタイのどちらかに決めなくちゃいけないんですね。
 
とりあえず日本とタイの国籍を取得して、18歳ぐらいになったら本人に決めることもできるので、ふたつの国籍を取得することにしました。
 
日本国籍はすでに取得しているので、タイの大使館に行ってタイの国籍を取りに行ったんですね。
 
そして大使館で手続きもひと通り終わり、最後に担当官が
 
「18歳になったら徴兵されますが、いいですね」
 
とひとこと。
 
ああ、そうだった! タイには徴兵制ってものがあったんだ! と嫁っことふたり、あたふたと申請をキャンセルして、逃げるように帰って来た次第であります、はい。
 
いまタイは平和ですが、息子が18歳のころは情勢がどうなっているかわかりませんからね。
 
我が愛するベイビーが戦争に駆り出されるなんて、このシャー満太郎、耐えられません!
 
ということで、今回はタイの徴兵制度についていろいろ調べてみましたので、ご紹介いたします。
 
 

タイの徴兵制度しくみ

 
まず、タイでは男性が18歳になると一旦「予備役兵」になります。
 
予備役兵とは普段は普通に仕事をし、生活してるんですが、戦争が起こったらすぐに戦争に駆り出される兵士のことですね。
 
そして21歳になる年に軍隊に徴兵されます。
 
2年間、兵隊として任務を遂行するんですね。
 
シャー満太郎が大使館の担当官に「18歳になったら兵隊になる」と言われたのは予備役兵のことで、実際には21歳で徴兵されるということですね。
 
余談ですが、このシャー満太郎、担当官に「日本に居ても徴兵されるんですか?」と質問したら「はい、徴兵されます」と言われました。
 
もし、タイの国籍があったら21歳のとき飛行機乗ってタイに行かなくてはならなかったんですね。
 
 
 

兵役はくじ引きで決まる

 
この徴兵制ですが、タイの男性全員が21歳になると兵隊になるわけではないんですね。
 
「兵役」になるか「兵役免除」されるかを「くじ引き」で決めるんです。
 
毎年4月になると、各地区の会場に21歳の男性が集まり「くじ引き」をします。
 
赤い印の紙を引いたら「兵役」、黒い印の紙を引いたら「兵役免除」ですね。
 
その様子がこちら↓
 
 
兵役になった男性、失神してましたね(汗)。
 
それだけ軍隊は過酷なんですね。
 
嫁っこの話によると、会場には屋台とかも出てお祭りみたいになるらしいです。
 
くじを引く本人の家族や友達も観覧できて、そのくじ引きに一喜一憂するみたいですよ。
 
 
 

毎年話題なるニューハーフ

 
タイはニューハーフの方が多いんですが、ニューハーフの方も例外ではないんですね、ちゃんと会場に来て徴兵検査を受けます。
 
しかし「身体的なこと」とか「軍隊の風紀」とかの理由で「兵役免除」になるみたいですけどね。
 
そしてですね、毎年タイで話題になるのが「徴兵検査に来た、かわいこちゃん」です。
 
その記事が、タイの話題を発信するニュースサイト「タイランド ハイパーリンクス」に載ってましたので、ご紹介します↓
 

引用元 : www.thaich.net

 

かわいい! MAXかわいい!

 

こんなにかわいい子が来るなら、毎年話題になっても仕方ありませんね。

 

このシャー満太郎も毎年チェックしたいと思います。

 

 

 

それで軍隊生活はどうなのよ?

 

先ほどの動画で、兵役になった男性が失神しちゃうぐらいですから、さぞ軍隊は厳しいとことなんでしょう。

 

嫁っこにはお兄さんが居て、めでたく赤いくじ引いて兵役したそうなので、その話をご紹介しますね。

 

とにかく軍隊では規則正しい生活で、笛のピッという音で起き、笛の音で訓練し、笛の音で食事して、笛の音で寝る、という具合らしいです。

 

とにかくなにもかも、笛の合図で行動ですね。

 

そして、この笛の合図はとことん徹底してまして、食事のときも

 

ピッ(笛の合図)→スプーンでご飯すくう→ピッ→口元にスプーンを上げる→ピッ→ご飯を口に入れる→ピッ→スプーンを口から出す

 

という具合に、まるでロボットのような食事するらしいです。

 

もう「笛の音ノイローゼ」になりそうです。

 

お兄さんが兵役中、休みで実家に帰ってきたときのこと、寝てるお兄さんの近くでお母さんがイタズラで笛をピッっと鳴らしたそうです。

 

そうしたらバッと立ち上がり、直立不動の姿勢なったそうで、それを見ていた家族は大爆笑だったそうです。

 

笛の音ひとつで反射的に起きてしまうほど、軍隊は厳しいところなんですね。

 

 

 

まとめ

 

「徴兵」というと、なんとも暗いイメージですが、タイの陽気な国民性が「徴兵」を明るい行事にしてますね。

 

誰だって息子を兵隊になんてしたくないです。

 

しかし国の決まりですから、兵役になったらお祭り騒ぎにして、陽気に送り出してあげよう、そういうことだとシャー満太郎は思いますね。

 

それでは今回はこのへんで、おしまい。

 

 

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